尾根突端台地の笹刈りを行う。早春に一度刈りはらった場所だが、既に40㎝以上に伸びている。シュートは1mに達する。
もともとはアズマネザサの密生していたエリアなので衰退させるための「笹刈り」は欠かせない。結果として「低草地」として維持されているが、刈り払いをしなければ元のネザサの藪に数年を経て戻ってしまうだろう。
刈り払いを続けているからと言って「根絶」も「衰退」も達成できる訳も無く、一旦、侵出を許した以上は「除草剤を散布する」か「表土の全層入れ替え」しか方法は無い。それは実現不可能だから「刈り払い」は続いていく。
生活とリンクされた結果の「里山保全」ではないから、否応なく介入しなければならない事が全てである。