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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

山笑う「新葉万緑」

2010-04-16 | 感じるままの回り道

Photo_4  まだ芽吹きが見えない樹木もあるが、それは少数派になった。これからが新緑の美しい、こんなに多様な新緑が有るのかと圧倒される時期に突入する。

 季語に「山笑う」があるが、言いえて妙である。山は笑い声など立ててくれないけれど、シジュウガラ、ウグイス、コジュケイ、ジュウイチ、コゲラなどは朝から大賑わいだ。

 カエルの合唱はかまびすしいものがあるが、ダゴガエルの鳴き声が今日は聞こえた。昼寝しているイビキのようで面白い。

 さえずりとは異なるものの、啄木鳥のドラミングも日長一日響いてくる。

 でも、ジョウビタキはもう見られなくなった。代わりにサンコウチョウやホトトギスの鳴き声がもうすぐ聞こえるようになる。早いもので、もう初夏の陽気の日があるようになった。

 と思っていたら突然の雪便りだ。当地も肌寒いが電気コタツは通電しなくなったし、灯油は切れてしまったから寒さとお付き合いだけど、フイールドで氷点下はなんとも無いが室温の10度は身に凍みる。

 『木を植えし両手に六つ連なれり弥生三月タコつくり去る』

 『山笑う苗木は減らずタコ増える』