孟宗竹の根元に浅黄色の杉の葉のようなものが見えた。松葉蘭のようにも思えたが、実物は未だ見たことがないのだ。根元まで探ろうかと思ったものの、後日確認すればいいのではと思いなおしてそのままだ。やっぱり松葉蘭の疑いが消えない。
拠点のテーブルを移動する場所の確保に落葉溜まりを片付けていたらアカハライモリが出てきた。越冬していたのだろうか。湿り気はあるが水溜りは出来ない場所だ。
アカハライモリでも個体差があるようで、腹部の赤みに黒い斑紋がなかったから救われた。赤と黒のまだら模様は「ギョッ!」とする。大変苦手だ。
四月二日に、ようやくツバメの姿と鳴き声を確認できた。三月二十八日頃が例年の初見日と期待していたのだが、今年は四月に入っての確認だ。先日の26年ぶりの低温の影響もあったのだろうか。桜の満開予想日も遅れたし、一斉開花の足並みが乱れているようにも感じる風景だ。