先日ア〇ゾンjで衝動買いしたものは・・・・・これです。ロストオデッセイの時に紹介した雑誌「Switch」この中の記事の「読んでおきたい本4冊」というコーナーのなかで紹介されていたものです。 これを観てこれは・・・観ておきたいという思いに駆られて注文したわけです。 南方熊楠・・・名前ぐらいは聞いたことがあると思います。僕も菌類の研究者で熊野の森にいたということぐらいしか知りませんでしたが、氏の画集となっていますが、まぁ研究ノートといったところでしょうか。兎にも角にも人に見せようとして描かれたものではないというしろものが画集というかたちで刊行されるというのは滅多にないことだと思って、これを逃す手はないでしょう。別に菌類(きのこ)に特別興味があったわけではありません。ただフィールドで観察し、採集したものをノートに記すという行為は画家もほぼ同じことをするわけで、これは画家にしてみれば舞台裏の仕事に等しいものです。でもそういうものの中にこそ本当に見るべきものがある場合が多いのです。「美」というものは人に意図されないところに宿るものだと感じるときがよくあって、この図譜も雑誌の小さな表紙の写真を観ただけで、もしかしたら・・・という思いが駆け巡ったので衝動買いという行為に走ったわけです。まだパラパラっとしか観てませんが、見ごたえありです。ドローイングと実物(きのこ)の添付。それに英文が絶妙にコラージュされてます。面白いです。
雑誌スウィッチの紹介文に「いまや漫画「もやしもん」によって、すっかりメジャー級の話題を振りまくまでに成長した?菌類の世界」というくだりがあって、「もやしもん」?何それ?知らない。菌類を話題にした漫画?どんなのだ?というところから前日の話に繋がるわけです。そしてやはり「もやしもん」面白いです。ハマリそうです。
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