このブラックスカルは人に譲る(身に着けるのに勇気のいるようなものを譲るというのもどうかと思うが、そういうのを喜んでもらえそうな人なので)ので、そのまま渡すというのも味気ないから何か入れ物に入れたいと思い、古道具屋さんで物色。
中々適当なものが無いのですが二つの品が候補に。一つは茶筒で、もう一つは何だかわからない蓋のない金属製の物で値札が付いていない。茶筒は値札が付いていて、まあそれなりの値段。何だかわからないほうの値段を店員さんに尋ねると茶筒よりも少し高め。お世辞にもきれいと言えないその何だかわからないものは、磨けば綺麗になるようなきがして、ひょっとしたら銅製品の可能性もあるかもしれない色味。でも蓋がないのでこちらを買うとまた別途、蓋を用意しなければならないので、茶筒の方に決めてレジに持っていくと、店員さんは「さっきの方も同じ値段で良いですよ」というので、悩んだ末「それでは、さっきのやつで」と何だかわからないものに変更しましたが、店員さんに「これは銅製品ですかね?真鍮製品ですかね?」と尋ねたのが悪かったのか、真鍮ではないですねと答えた後、しばらくして「やはり同じ値段にはできません」と前言撤回してきました。余計なことを聞いてしまったようです。結局茶筒のほうを買うことになりました。
古道具屋、または骨董品屋さんは下手をすればゴミのような品に店主が価値を見出して値段を付けているので、「なんでこんなものがこんな値段なのだ」というものが多々あります。こういうところはやはりお金持ちの行くところですね。本当は二束三文のガラクタの山の中から自分で価値を見出して掘り出し物を探し当てたいのですが。
ブラックスカルに対して茶筒は少しタテに大きいので底に詰め物をして底上げしました。外見が地味できれいではないので、蓋を開けた時に煌びやかな色が見えるとギャップで気分が上がるのではないかと思い、内面には金色のモミ紙を配しました。
さて、喜んでもらえるでしょうか。
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