

あっこちゃんは、だんだん観音様に似てきたような気がする・・・。
DVDが発売になりました。けれども購入したわけではありません。どうせ買うならブルーレイの方が良いかもと思っていたら発売日が来てしまったということですねぃ。 まぁそのうち手に入れようと思います。
知り合いにこれがとても良かったからと言われて貸してもらいました。ルー・リードのベルリン。これは彼のソロ3作目のアルバムのライブを映画として撮られたもので、ほとんどがライブ映像です。ジュリアン・シュナーベル監督。
オリジナルのアルバムも聴き比べて見てと一緒に貸して貰いました。
このアルバムは発売当初評論家たちから酷評されたもので(まあすぐに絶賛にかわるのですが)本人も「一度聴いたらタンスの奥にしまって二度と聴かないほうがいい」と言ったらしい。「このアルバムに入れ込みすぎて精神的な自殺をした」とも。内容はかなり陰鬱な感じなのですが現代の状況からしてみるとそんなに暗い感じはしません。いい曲もたくさんあります。 そんなこんなでライブ演奏が今まで(この映画のライブは2006年)33年の時を経てライブ演奏が行われたわけです。 CDのほうも良かったのですが、やはりこのライブ演奏が素晴らしい。コーラス隊を従えて壮大な演奏あり、ハードなロックもあり、バラードもあり、彼の独特の歌も堪能できます。
顔をみると皺も増えて歳とったなぁという印象をうけますが演奏は若々しくパワフルで格好良いです。
KOKIAの10周年記念コンサートのライブの模様を収録したDVD
二枚組で少々お高いので、どうしようかと躊躇していましたが丁度テレビを買った店のポイントがあったのでそれで買いました^^。
全編小細工ナシで、すべて歌で真っ向勝負。エモーショナルなのだけれども品格があって上品な感じがします。これぞKOKIAです。そして言うまでもなく、とてつもなく歌が上手い。最初から最後まで声が変わらない。アイアンスロートの持ち主でもあると思いますが、声の出し方使い方がのどに負担をかけない歌い方なのでしょうね。
彼女の唄を聴くことは邪悪なものや穢れを祓う禊のようなものです。彼女に限らずいい音楽を聴くこと全てに共通することかもしれません。そしてそれは音楽のみならず芸術全般に言えることでもあると思います。なぜならそれらは全て良いバイブレーションを発しているということで共通しているから。 芸術の本来の役割というものがあるとするのなら、それは「心の浄化」を促進させることでしょうか。
彼女の声は破魔の矢のごとく心を貫いていきます。 浄化されたい人はどうぞお聴きになってください。