最近、夜はあれこれ思い出して眠れない

石田純一さんのお姉様が亡くなったとのニュースにショックを受けた。

孤独死と書かれていたけれど、原因は熱中症のようだ。お姉様から『エアコンが壊れた』との連絡を受けた石田純一さんが、お姉様の自宅に代わりのエアコンを持って行ったものの、結局そのエアコンが取付けられることはなかったのだ。電気も止められていたご様子（細部はこちらから）。

・・・。

実は、私は小学5年生か6年生だったころ（30年近く前）に、お姉様の石田桃子さんを見たことがある。当時私が通っていた小学校、その創立120周年記念のイベントに来てくれたのだ。桃子さんはピアニスト。もう一人のゲスト、当時NHK手話ニュースに出演されていたオジサン（顔は覚えてるけど名前は失念）と一緒に、体育館のステージでピアノ＆トークショーをしてくれたのだ。

桃子さんは自己紹介のときに『石田純一の姉です』と言って笑いを誘ったり（会場には生徒だけではなく保護者の皆様もいたはず）、オジサンも面白い話で会場を盛り上げたりして、なかなか楽しかったことを覚えてる。楽しいだけではなく、涙を誘う良い話もしていたはずだ。残念ながら細部は忘れてしまったけれど。

そんな中、印象に残っていることがある。桃子さん本人がおっしゃっていたのだけど、実は桃子さんの指は短くて太くて、ピアノを弾くには不向きなのだ。それでも頑張って練習してピアニストになった、とのこと。当時は私もピアノを習っていたから（そして私も指が短かったから）、なんだか励まされたような気持ちになったんだな・・・。

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死に方じゃなくて、生きている間に何をしたか。それが大事なんだ。
それは分かっているけれど、このニュースに触れて、なんだかやるせない気持ちになってしまった。

ほんの数時間、わずかな接点でしたが、どうもありがとうございました。