たいしたことじゃない、きっとね

唐揚げを作った。

いや、しょっちゅう作ってるけれど・・・『しょっちゅう』って文字で書くと違和感がすごいな・・・今回は初めての試みとして、ブライン液に1時間ほど肉を浸してみた。YouTubeで料理動画を観ていると度々出てくるブライン液、その正体は水に対して5％の塩と砂糖を加えて溶かしただけのだけのモノである。この液体にお肉を浸してから調理をすると、お肉から水分が抜けにくくなって、ジューシーな仕上がりになるとかかんとか。にわかには信じがたい話だ。

さて、ブライン液にきっかり1時間ほど浸したあと、いつもどおりに下味を付けて、いつもどおりに揚げてみた。さて、いざ実食。

・・・おお！確かにお肉がジューシーだ。パサついてないし、柔らかい。

うむ。素晴らしい。
素晴らしいけど、手間だな。漬け込み過ぎてもダメみたいだし。仕事から帰ってきたあとにこの手順で唐揚げを作るか？と言われると・・・うん、やらんな。土日とか、時間に余裕があるときにはアリかもしれん。

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18日（金）

久しぶりにジョギングをした。
空は曇っていて直射日光少な目、気温もそれほど高くない（とは言え32度だったが）。これは走るしかねえ！走って汗をかいて手に入れるしかねえよ、免罪符を。何の気兼ねなく大いにお酒を飲むための免罪符をよぉ！

・・・という訳で7キロほど走って、大いに汗をかいた。
ほぼ1か月ぶりのジョギングはなかなかに辛かった。暑さもそうだけど、思っている以上に身体が動かない。もちろんスピードも出ない。春にはあんなにジョギングしてたのに、あのとき鍛えた身体は一体どこへいったんだ・・・もう何も残ってないのか？すっかり元通りのだらしない身体に戻っちまったっていうのか？これが年齢なのかよ。ああぁ。

当然の結果として、次の日にとんでもない筋肉痛に見舞われた。

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まあ、それはそれとして、せっかく手に入れた免罪符で意気揚々と居酒屋の扉を開けた。最近この居酒屋さんでは個性とアクの強い面々に遭遇することが多いけれど、この日はまた一段と濃い体験をすることとなった。細部は割愛するけれど、この居酒屋さんを出たあと、更にスナックの扉を2回開けることとなり、次の日の朝、私は自分を見失っていた。

どこかで大きく間違えた訳ではないけれど、少しずつ逸れていった軌道が、いつの間にか本来のコースからは大きく外れていて、もう手遅れの状態。今の今までそれに気が付かなかった・・・そんな心持ちである。

行きつく先は墜落か衝突か空中分解か。
過程は違っても結果は同じ。
暗澹たる気分である。

昨晩はあんなに楽しかったじゃないか。それなのにどうして。

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久しぶりに気分が暗黒面に落ちた。

なんというか、つまりは飲み過ぎたのだろう。
悪く考えるんじゃない。