・・・てんてんてん。

とっぴーの非生産的な日常とその実態。

雪の楽しさ、恐ろしさ

2021-02-03 23:10:44 | スノーボード
昨日の昼ごはんの休憩の際に書いた日記の続き。

午後からは雨あられが雪へと変わり、しかも強く降り続くようになった。山頂付近では霧も立ち込めてきて、とにかく真っ白だ。私の場合、マスクのせいでいつも以上に曇るメガネに、この更なる視界不良っぷり。前方の景色も足元のゲレンデの状態も、不確かなことこの上ない。

・・・でも、なぜだろう、高まるこの高揚感。ワクワクが止まらない。

雪のおかげでゲレンデの状態は最高なものへと変わりつつある。
サラサラで爽快。滑りやすい。
幸い、平日なのでお客さんも少なく、自分の滑りたいように滑ることが出来る。
こんなことは滅多に経験できない。

とにかく夢中で滑り続けた。

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そんな中、気付かぬうちにゴーグルを落としてしまった。
ゴーグルをしてると視界が狭くなるので、雪の降りしきる中でも敢えておでこの上に外していたのだけれど、どうやらそれが転んだ時に外れてしまったようだ。

落としたと予想される場所は、頂上から少し下った場所。
ゴンドラの営業終了時刻が迫っていたので、急いで乗り場まで滑り降りた。

飛び乗ったゴンドラで再び頂上まで行き、今度はゆっくりと滑走。無事、ゴーグルを見つけることが出来た。良かった良かった。分かりやすい安全な場所に落ちてたので、もしかしたら誰かが見付けて置いてくれたのかもしれない。

ゴーグルもね、買うと高いからね。確か一昨年も同じように失くしたからね。

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スキー場では『yukiyama』というアプリを起動していた。



スキー場内での移動の軌跡とか、移動距離、最高速度、リフトに乗った回数なども記録してくれるんだな。素晴らしい。便利。

スキー場内で移動距離が54.8kmか。頑張ったなぁ。

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帰り道、予想以上の雪が道路に積もっていた。
そこで初めて“ハンドルを取られる”という経験をした。

なだらかな右カーブを抜けて上り坂へ入った時、急に、不意に、クルマの正面が中央分離帯へ向いた。慌ててハンドルを切ると、今度は左側の岩壁にぶつかりそうになった。決してハンドルを切り過ぎた訳ではない。タイヤが滑ったのだ(たぶん)。再度反対側へハンドルを切ろうとするも、今度は手が滑った。ハンドルが固定されたかのように重くなっていたのだ。
それでもなんとか元の状態へ戻し、事なきを得た。

わずか2、3秒の間の出来事だったと思う。
ただただびっくりした。そして、そのあと恐怖を覚えた。

ギリギリだったよ、もう、本当に。ふう・・・。

もちろん、このあと、更なる安全運転をして、無事に帰宅した。


タイヤが買ったばかりのブリヂストンのエエやつだったから、事故には至らなかったのかもしれない。そう思うことにしよう。ある程度の安全はお金で買えるよ。

・・・でもね、もっと歳を取ったらね、こんなとっさの動作なんて出来ないよ、たぶん。

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自分でも驚くほどの長文になってしまった。
おやすみなさい。