今夜(5/30)のNHKスペシャルでいろいろと考えさせられました。隠れ不登校など、想像を超える不登校児童・生徒の多さに驚かされました。
現在、不登校として把握されている中学生は約11万人、隠れ不登校(保健室登校等休みがちな子)が約33万人で、合わせて44万人に上るとのことでした。これは、中学生の8人に1人が不登校気味ということになるようです。
番組では福山市の中学校を1年間にわたって取材しており、不登校気味の生徒のリアルな日常も記録していました。(よく取材させたな・・・と感心!?)
番組は生中継でもあったので、不登校経験者でもあるタレントの中川翔子さんの参加に、現在不登校の生徒などいろいろな人からリアルタイムで意見が寄せられていました。それらの意見を聴くことで私たち大人側の対応を考えるヒントがあるように思いました。これとは別に、不登校の生徒からNHKがアンケート調査により不登校になった理由を聞いたものによると、理由はじつに様々。一般的に言える理由は無いに等しいかもしれません。だからこそ対応が難しいのです。
ただ、心配なのは不登校から卒業後も「引きこもり」へと社会から孤立する大人になる可能性も高いので日本社会の将来を考えても心配です。川崎市殺傷事件の川崎容疑者も孤立気味の生活だったとのこと・・・。どうなるニッポン!?(土)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます