tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

※もう一度〜 問われる「聞く力」の先 ~岸田政権1年~

2022年10月10日 | 日記

 先日(10/6)の見出しのような北日本新聞社説が大変気になっていたので、再度綴ってみたくなりました。

 自民党の政権とは言え、個人的には当初、岸田首相にそれなりに期待もしていたのに最近は裏切られたような気持ちになっていたからでもあります。

 社説の中では、旧統一教会と自民党議員との関係問題や、安倍元首相の国葬是非の問題などへの岸田首相の対応についての曖昧さを指摘して、~多くの人が違和感を持ったのはむしろ、首相の政治姿勢ではないのか。国葬へ突き進んだ首相に「聞く力」を感じた人はどれほどいたか。~と批判しています。

 さらに、岸田首相が当初掲げた看板政策について力強さを失っているとして、~中間層の賃上げを内田氏、「分配なくして次の成長なし」と強調した一年前の所信表明から、キーワードの「分配」が早くも姿を消した。目の前の物価高対応にシフトしたともとれるが、「新しい資本主義」や「持続的な成長」といった目標への減速感は否めない。~と指摘していることには個人的にも同感なのです。改めて、大変残念な思いに至るのです。(土)