今日(1/29)の北日本新聞2面の見出し記事で報じていましたが、感染症法・新型コロナ特別措置法の改正を巡って与野党で合意したとのこと。刑事罰をとらないとしたことについては、個人的にもやはり「よかった」と思いました。
同紙のこの記事の関連記事として、同2面の下に小さく載っていた記事「罰則反対が多数~厚労省専門部会~」の内容が大変気になりました。その内容とは、今回の感染症等の改正案に盛り込まれた罰則を巡って話し合われた厚労省専門部会では、反対意見が多数を占めていたとのこと。それなのに政府提案では、「刑事罰導入」というものでした。菅首相は全国知事会の要請があったと言うものの、知事会の要請もそのように踏み込んだものではなかったということです。
菅首相は、コロナ対策を巡ってはいつも「専門家の意見を踏まえて対応する」と言ってきましたが聞く耳無しという態度が明らかなのです。今回だけではありません。たいていの場合、いつも自己の判断だけが優先されているようです。だから、これまで失点が増えてきたのでしょう。もっと謙虚に周囲の意見に耳を傾ければよいのに・・・と思います。(土)