3月23日(水)に役員幹事会を予定しており、富退教だより№141号の発行となります。そろそろ準備をと思っていた折、坂田会長から冒頭挨拶文が届きました。一足先に披露しても差し支えないかと思いますので、以下に掲載しておきます。
― われら人生60からよ ―
会長 坂田 勲
会員の皆様にはご健勝でお過ごしのこととお喜び申し上げます。日頃は退教協の活動に深いご理解とご協力いただき感謝申し上げます。
今年ももう3ヶ月が経過しました。雪が少なく暖冬で過ごしやすい冬でした。日一日と陽春の陽ざしを浴び、躍動の季節を迎えています。
さて、年初めから急速な円高や株価の乱高下で金融市場の動揺が続いています。経済政策(アベノミクス)への懸念が広がり、実質経済成長率はマイナスです。景気回復や豊かさの実感もありません。また、北朝鮮の核実験とミサイル弾の発射は看過できません。同時にシリアを始め中東でのテロは多くの方が犠牲になっています。一方、国内に眼を向けると軽井沢町のバス事故や相次ぐ殺傷事件、弱者への虐待など悲惨なニュースには心が痛みます。政治も違法献金疑惑、主要閣僚の問題発言、議員の不倫など低レベルには腹が立ちます。信頼しあう社会を構築し、平和で安心・安全な社会を願わずにはいられません。
ところで、最近、仲間に誘われ相撲甚句を習い始めました。趣味の世界とはいえ、なかなか奥が深く、月2回独特の節回しで大きい声を発しています。いろいろの名所やユーモアに溢れ、面白く楽しい時間です。一部を紹介します。「われら人生60から」です。
われら人生60からよ 心も体も元気にて
70で迎えに来たならば ただいまお留守といいなさい いつもニコニコほがらかに
80で迎えに来たならば まだまだ早いといいなさい 何も不足はいいません
90で迎えに来たならば そんなにせくなといいなさい いつも感謝でくらします
百で迎えに来たならば 頃をみていくよと いいなさい
今日、人生80年、90年時代を迎えています。人生これからです。人それぞれの人生ですが、限りある命を大切に充実した生き方ができないものかと考えざるを得ません。確かに死は怖く、暗いですが、明るく前向きに捉え、よく生き、よく死ぬことの追求が大切ではないでしょうか。一日一日の生き方が鍵を握ると考え、今を充実させることであると思うのです。お迎えが来たときは、「いい人生でした、ありがとう。」と言えるように「感謝」を心がけて、今年も退教協の皆さんとしっかり交流し、時代の変化にも敏感に向き合いながら、生き抜き、自分流の生涯を完成させる努力をしたいものです。
※以上の通りです。尚、私土居は明日から9日間フィンランドへオーロラを見に行ってきますので、しばらくこのブログの記載は休みます。よろしくお願いします。(土)