きれいな光景でした。
せき止められている水面はまさに鏡でした。
強者どもの夢の跡も、全容をくっきりと写していました。
太田川の高瀬堰です。左岸上流側から堰の方向を写したものです。
6:00ころの光景でした。左の小山は八木城跡です。その右の建物は広島市立城山北中学校です。
強者どもの夢の跡(八木城跡)をズームアップしてみました。
あとで気づいたのですが、水面がこんなに鏡のようだったのはわずかな時間だったようです。
土手道を歩いていると、涼しい風が吹き始め、水面は鏡が曇ったようになってきました。
向こうの大きな山は、昨年8月大土砂災害を起こした阿武山です。
八木城は、承久の乱で戦功をたてた香川経景の子景光が八木村に入り城を築いたそうです。
1381年築城、1600年に廃城だそうで、220年あまりこの地にあったようです。
香川氏は、安芸武田氏の重鎮として、安芸武田氏が滅んだ後は毛利方の武将となり活躍したそうです。
そして、関ヶ原合戦後は毛利氏の防長移封に従ったため、八木城は廃城となったのだそうです。
大きな川のそばの交通の要衝に位置したこの城は、時に栄華を極めたことと思います。
しかし、戦乱の世、厳しい世界を見つめてきたことでしょう。
現在は、山頂に香川氏の祖鎌倉権五郎景政を祀る社があるそうです。
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