四季折々

~感じるままに~

茅の輪(ちのわ)くぐり

2024-07-01 05:23:03 | 写真・花
早いもので半年が過ぎました。後半も元気で過ごしたいものです。
ということから昨日午前、茅の輪(ちのわ)をくぐって産土神(うぶすながみ)様にお参りしてきました。

茅の輪は、拝殿の手前に組まれています。


斜めからも写してみました。

茅の輪は、名のとおり茅(かや)で組まれています。
茅の輪くぐりは、各地の神社で行われる「夏越祭(なごしさい)」の神事です。
正月からの半年間のケガレを祓い、残り半年の無病息災を祈願するという意味があるそうです。

くぐり方の説明板が掲げられていました。

「唱え詩」はむつかしく、「はらえたまえ きよめたまえ」のみ唱えながら4回くぐリました。
そして神前に進み、後半の半年間の無病息災と家内安全を祈願しました。

中区本川町3丁目(旧空鞘町)にある空鞘稲生神社です。

私の出生地はこのすぐ近くで、私の名はここの神主さんにつけていただいたそうです。

この頃雨はやんでおり、清々しい気持ちでお参りすることができました。
残り半年も元気で過ごせそうな気がしてきました。

ところで、「茅の輪くぐり」は、日本神話に由来があるそうです。
須佐之男命(すさのおのみこと)が旅の途中に宿をもとめ、
貧しいながらも手厚くもてなしてくれた蘇民将来(そみんしょうらい)という人に、
「病が流行った時には茅で輪を作り、腰につけて難を逃れよ」と教えたそうです。
その後、病が流行った時に教えを守ったことで、蘇民将来とその家族は難を逃れたそうです。
昔は茅の輪を腰に下げていましたが、江戸時代の初期ごろに大きな輪になり、
そこをくぐることで無病息災を願い、ケガレを祓うという神事になった。
というのが由来だそうです。 (「日本文化研究ブログ」より) 

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