ヒョウタン(瓢箪)の花が咲いていました。
ヒョウタンと言えばぶら下がっているイメージです。
ところが今朝見たものは、地をはわせて育てられていました。
夕方開いた花が翌日の午前中にしぼむそうです。
今朝(5:50頃)は、まだみずみずしくてきれいでした。
ヒョウタンはウリ科ユウガオ属とか。
ユウガオ(カンピョウ)と同一種で、アフリカ又はアジア熱帯地方原産だそうです。
果実は加工され観賞用としてなじみ深いですが、世界的には土器よりも早く容器として用いられたそうです。
メキシコでは9000年前に遡ってヒョウタンが確認されているとか。
日本においても縄文時代早期(約8000年前)にヒョウタンの果皮や種子が出土しているそうです。
ただ、 日本列島にどのようにしてもたらされたのかは何もわかっていないそうです。
なお、「ユウガオ(夕顔)」(果実がカンピョウに)は、
ヒョウタンの苦味が少ないものを食用に分化してできた品種だと考えられているそうです。
似たような植物として、朝顔や昼顔などがありますが
こちらはヒルガオ科に属する植物なので植物学的にはまったく別の品種だそうです。