四季折々

~感じるままに~

サンシュユの実

2017-12-30 19:26:13 | 写真・花

まっ赤なサンシュユ(山茱萸)の実が青空に映えていました。
別名「アキサンゴ」とも「ハルコガネバナ」ともいうそうです。
秋から冬に赤く熟す実を珊瑚に、早春の黄色い花を黄金に見立てたようです。








枝いっぱいに実をつけていました。すでにしぼみ始めたものもありました。

サンシュユの花です。
今年3月に今日とは違う場所で写していたものです。

まさに黄金色でした。

「サンシュウ」という難しい名ですが、中国名の「山茱萸」をそのまま音読みしたものだそうです。
中国や朝鮮半島が原産で、江戸時代に薬用として朝鮮から種子が持ち込まれたのだそうです。
今では早春の花を観賞するために、多くの家庭や公園に植えられている一般的な花木です。

ところで、昨日と4日前にとりあげた「アキグミ (秋茱萸)」と同じ「茱萸」の漢字表記ですが、
調べてみるとグミの「茱萸」は当て字だそうです。
「茱萸」を素直に音読みすれば「しゅゆ」だそうです。
中国の植物である「茱萸」を昔の日本人は日本のグミだと考えて、この字を当てしまったのだそうです。

混同してしまいますが、サンシュユの実も体によい薬効成分が含まれてているそうです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする