四季折々

~感じるままに~

里山魅力発見講座

2017-12-02 21:26:05 | まち歩き

口田公民館主催の「里山魅力発見講座~自然観察と史跡探訪~」を受講しました。
中小田古墳、松笠山の松笠観音寺・八畳岩などを巡りました。
朝は大霜でしたが、素晴らしい青空になり、眺めも堪能、大変有意義で楽しい一日でした。


9:00、中小田公園(安佐北区口田南)に集合、受講者26名でした。

講師は、里山ガイド、大人のかくれ家倶楽部代表 木戸敏明さんでした。
午後解散となり、この公園に帰ってきたのは14:00でした。


歩きながら、石の型・積み方・外観などによる石垣の分類や水車小屋跡・仕組みなどを教わりました。


山に入り、公園から20分余で「大人のかくれ家」に着き、ひと休みしました。
大人のかくれ家倶楽部は、この場所を拠点に里山整備と地域の交流を通して、地域社会の向上に寄与することを目的
にされている団体で、会員は35名だそうです。


休憩後、松笠山方向に登って行きました。紅葉も残っており、タムシバなどは既に大きな芽をつけていました。


9:40頃、「中小田古墳群の1号古墳」に到着しました。

5世紀(古墳時代)のもので前方後円墳で、「三角縁神獣鏡さんかくぶちしんじゅうきょう)」が出土したため、
平成8年国の史跡に指定されたそうです。

一帯には14基の古墳が発見されているそうです。


稜線を少し歩くと眺めのよい場所にでました。太田川と対岸の安佐南区方面がきれいに見えました。


更に登って行きました。


10:35、「松笠観音寺(まつかさかんのんじ)」につきました。
開祖は慶長年間(1596年頃)だそうです。岩手の中尊寺の内陣によく似ているそうです。


11:05、松笠山(374.3m)山頂近くの「八畳岩」に着きました。素晴らしい眺めでした。




ぽかぽか陽気の中、素晴らしい景色を眺めがら弁当を食べました。


11:45に下山をはじめ10分ほどで「稲荷神社」に着きました。
建立は元文3年(1736年)だそうです。


稲荷神社から少し上り下りし、12:20、「湯釜古墳」に着きました。

古墳時代中期の横穴式前方後方墳だそうです。

後に、この古墳から温泉が湧いたそうで、湯釜古墳と名つけられたとか。

そして、「ここの湯が止まったその時、道後温泉に湯が沸くようになった」という伝説があるそうです。
道後温泉に小田の湯と彫られた石碑が残っているとか。???



紅葉や空がきれいでした。


12:55、「岩坪のため池」に着きました。

昔はこの水を活用して米作りをしていたそうです。昔の人の苦労が偲ばれました。


13:15、「大人のかくれ家」に帰ってきました。

会員10人余りの方が、焼き芋、甘酒、コーヒーを準備して待っていてくださいました。
歓談しながらおいしくいただき、13:45ここで解散となりました。

木戸さん、公民館の高橋さん、大人のかくれ家倶楽部の会員の皆さん、ありがとうございました。
大変有意義で楽しい一日を過ごさせていただきました。

コメント
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