とどこの徒然

はじめまして

むなしい連休

2005年05月05日 11時33分34秒 | 日記
連休の初日「おかあさん母の日のプレゼント何がいいかしら?欲しいものがあったら云って下さい。今デパートに来てるの」。二男の嫁の明るい声が聞こえる。我が家の晩い食事時だった。咄嗟の申し出に何も思いつかない。「じゃ明日にでもお返事してください」と電話が切れた。この時間帯では家族一緒のショッピングだろうと微笑ましかった。毎年の母の日のプレゼント。嫁の気持ちがうれしい。明日はデパートで欲しい物選びをしょうと浮き立っていた。それから数時間後。「ユーが怪我をして救急車で運ばれ頭を幾針か縫った」。「えっ!頭からの血は多くてビックリやろけど大丈夫かいね」「死ぬかと思った…けどもう大丈夫や… じゃ」。二男からの短い電話が切れた。手術も終わり安心の電話だったようだ。
腕白兄弟の2歳8ヶ月の弟。痛々しい包帯姿の孫と憔悴した母親の姿が目に浮かぶ。
あくる日、その後の経過が気になり電話するが通じなかった。嫁さんの携帯にメールを入れた。(五体満足に生まれた我が子に傷付けては成りません。まだまだ親の責任です。気を緩めないで子育てしょうね)と… (お母さんのおっしゃる通りです。私が子供の面倒をきちんと見て目を離さないようにすべきでした。今回に限った事ではないのに、気が緩んでいた自分を責めています。半年ぶりのデパートでした。と…(自分を責めるなんて、そんなにひどい怪我なの?)(ユーの怪我は頭を打って8針ぬいました。医者曰く軽傷とのこと。ただ動脈が切れ出血が縫うまで止まらず、痛がり泣く我が子をみて怪我をさせてしまったことに親として酷く責任を感じています。ご心配をかけてすみませんでした。)(何が原因かわかりませんが軽傷とは云え8針も縫う怪我は子供には大変な負担です… 止せばいいのにまだ続く姑のメール。もう嫁からの返信は無かった。次の朝二男から電話が掛かる。「何故そんな事になったの?」「椅子から落ちたんや、俺が見ていてなったんや…、もう元気に遊んでいるよ、電話替わるよ」「バーちゃん」孫の元気な声に安心する。
我が家の男ってどうしてこうも間が悪いのか… わたしの長男の時はコタツで膝に抱きながらタバコを食べているのに気づかなかった。二男の時もそうだった。泣き声で振り返るとキャビネットの金具が眼にぶらさがっていた。夫に頼んだチョッとの隙に事故が起きる。長男は胃の洗浄に走り、二男は瞼の傷だけの通院で済んだが、子育て中の母の苦労は絶えない。当てにならない夫の子守。どうも遺伝したらしい。 こどもの日も母の日も取り消した連休だった。






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