「若社長!」やタイトルの言葉は、よく茶業者の大きな集まりでも耳にする言葉であり、見渡せば茶業者はほぼ世襲、家業としている人が多いのが現状です。
東京茶業青年団においても、8割以上が先代も茶業者のご子息の方々。まあ、逆に今茶業をはじめたデザイナー的な若者にとって、青年団や組合に加盟するメリットも
感じてないでしょうし、さらに言えば親の代もその先代が茶業者なので、加盟のメリットも特に広報することもないくらい、日常なのかも知れませんが・・・(いいことはイッパイアルヨ)
そんな中、最近よく目にする記事に、「奮闘する2代目」や「お前には出来ないと喧嘩した日々も」などという、後継者奮闘記。
家業をやる気もなかったが、あるきっかけで継ぐことになり、色々な反対や困難を乗り越え、今は売上〇〇倍などというもの。
こういうご時世だからこそ、人気のある記事なのかも知れません。
東京商工リサーチによると、2021年(1-5月)の『後継者難』を起因とする倒産は150件で、全倒産に占める割合は5.9%(前年同期5.2%)
このうち死亡が79件(構成比52.6%)、体調不良が45件(同30.0%)発生、この2要因で『後継者難』倒産の82.6%(前年同期73.2%)に達する。
代表者の高齢化が進むなか、特に、コロナ禍で業績不振が続く企業は同族継承や後継者の育成など、事業承継が後回しになり、『後継者難』倒産に拍車をかけた格好だ。
となっています。ちなみに資本金1億円以上の企業はゼロで、ほとんどが中小・零細企業。
我々も、いち後継者として、お店を存続させ、地域のお客様の愛され、お役に立てるよう、そして奮闘記の記事があげられるような、活躍をするべく、精進して参りたいと思います。
今後も色々と計画を致しておりますので、是非ともご批判、ご批評大歓迎でございますので、色々とご指導を頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます