昨日、東京茶業組合の公式行事【抜き買い調査審査会】が行われました。
私たち、青年団もお手伝い兼補助審査員として参加させて頂きました。
今回は100g/1000円(税抜)で販売されている、26年度産の「新茶」を、組合加盟店+参考数点の計40点で審査されました。
各店舗、気合の新茶期というだけあって、品質的にもお客様におすすめ出来るお茶ばかりでした。
ただ、やはり各店舗イメージしているお客様のお顔が違いますので、仕入れの好みやテイストも様々でしたが、
ただ一つ言えることは、組合加盟店のお茶はどれだけ品質が悪くとも、最低限のラインは下らないなという印象を受けました。
言い換えれば、専門店としての<格>のあるお茶がどの店にも用意されているということだと思います。
パッケージだけ見れば、さえない(失礼ですが)お店さんも、中身は最高にうまいお茶ということがあるということでし、(良い悪いは別として)
最高にうまくなくとも、品質の高いお茶が間違いなく入っているということです。
もちろん好みがありますが、是非皆様方も、だまされたと思って、敷居が高いかとは思いますが、組合加盟の専門店でご購入頂くことをお勧めします。
これは、組合員だから申し上げるのではなく、結果から見た、いち消費者として、泣いた赤鬼の赤鬼の気分でお待ち申し上げております。
ちなみに今回は、審査後、調査部の企画で、同じお茶で水の違いでの審査も行われました。
全く同じお茶の葉の
あ)普通煎茶 い)強火仕上げ普通煎茶 う)深蒸し煎茶 え)強火仕上げ深蒸し煎茶
を
1)水道水 2)浄水 3)低硬度の水 4)高硬度の水
を使い、計16種を審査致しました。
味の出方に明確な差が出ましたが、やはりお茶の種類や好みによっても、審査員の好みが分かれましたが、
どちらにしても、お茶に合う水、おいしく感じる水というものがあるということも体験できました。
こんな形で、組合加盟専門店では、お客様により良いご提案が出来るように、日々研究をさせて頂いております。
26年度産新茶が今年も出揃いました。是非とも旬の味をお楽しみいただきたいと思います。