11月に入り、秋を感じる日が多くなり、街の木々も目に鮮やかな紅葉を
楽しませてくれています。
そんな中、先日23日(祝日)に新橋・汐留にあります「東茶協ホール」にて
第60回の理事長杯が行われました。
通常の大会とは違い、本年は大変難易度の高い出題となりました。
と言うのも今回は、青年団団長の下、闘茶会から勇退された
茶歌舞伎のプロ中のプロ「鬼の副団長」が指揮を執られ
来年の東京の躍進に向けてさらなる気合いを入れられておられる感じでした。
今回の審査科目は、外観審査10産地(お茶を見て産地を当てる)と5産地の茶歌舞伎でしたが、
外観審査は12産地の中から10産地が出ている審査。
茶歌舞伎は、出題産地が「本山」「川根」「土山」「宇治」「鹿児島」
また今回は茶インストラクター資格をお持ちの方などが参加されたり、
日本茶アーティスト茂木雅世さん、大学生の方々も取材でいらっしゃったりと
大変盛り上がり、いつも以上に青年団員も気合いの入る大会となりました。
日本茶アーティスト*茂木雅世さんのブログ
そんななかで、本年は下記の方々が激戦を制し優秀な成績を収められました。
優勝 ☆ 三浦貴史 氏 (松北園)15点
準優勝 ☆ 西野雅美 氏 (西野園)15点
三位 ☆ 高橋淳一郎氏 (清風園)11点
また、今回は初参加で将来有望なかつ、基準以上の成績を収められた方に
対して贈られる<新芽賞>を見事獲得された方もいらっしゃいました。
その方は、なんと3位と同点の11点という得点をあげられ受賞され、
今後の更なる活躍におおいに期待を致しているところでございます。
来年度の全国大会はいよいよ東京大会です。
それに向けて今まで以上にさらなる精進が望まれる、また
それを実感させて頂ける素晴らしい理事長杯でありました。
この場をお借りいたしまして、設営下さった東京茶業青年団OBの諸先輩方
またスタッフの方々に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。