恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

いい国作ろう!鎌倉幕府(*´▽`*)いいお茶作ろう、お茶農家!うまい茶売ろう、お茶屋さん!

2016-04-06 14:12:08 | Weblog

 

西国・鹿児島より新茶の便りが届き、いよいよ新茶の季節に入った今日この頃です。

 

 

 

 

 

東国と言えば、この人、そうです!誰でしょう???

 

 

 

 

 

 

答えは、「誰でしょう?」

 

 

 

 

 

 

我々世代、30代「オッサンズイレブン」は、「源頼朝」と言いたいところですが、

 

 

 

最近の教科書ではどうも違うようです。

 

 

 

さらに、1192年に作られた鎌倉幕府も、歴史の教科書では<1185年>になっているとか・・・

 

これも、「守護・地頭」の任命権を得て、幕府を作った1185年、征夷大将軍に任じられた1192年、それぞれ主張があり、

 

まあ、どちらとも言えないようですが、そもそも「幕府」も、江戸幕府からのことなので、鎌倉政権、鎌倉殿の時代などの呼称があるそうですが、

 

 

昔勉強した、「四大文明」はうそ!でした。というのは、「姉さん、世界の常識のようで・・・」

 

 

ブルーハーツの歌詞の中に「♪見てきたものや 聞いたこと 今まで覚えた全部 でたらめだったら 面白い~」とありますが、

 

全部ではないですが、もう学生時代の聖書のような、これを憶えることがすべてで、これによって成績が決まり、人生が決まっていく教科書が、

 

こうも違うと、「じゃあ、実際はどうだったんだろうか?何が本当なのか?」と、もうワクワクしてきます。

 

 

 

さて、前置きが内容の3分の2くらいになったので、残りの1を始めたいと思いますが、

 

中国系の情報を発信している「サーチナ」にこんな記事がありました。

 

 

【日本人の想像力は恐ろしい・・・中国生まれの「抹茶」を世界に広めた日本】

 

 

「中国生まれの「抹茶」??」・・・・

 

看過できない記事です。なんか、イメージ操作のような。

  

中国の抹茶⇒日本に来た⇒茶道やお菓子、料理にアレンジ⇒世界で大成功 の図式です。

 

はたしてそうでしょうか?謙遜を抜いた、浅識非才の茶業者ですらとても違和感を感じます。

 

確かに、喫茶の起源・茶の起源をたどれば史実からみると大陸起源ですが、もちろん中国・中華人民共和国ではありません。

 

大陸の「唐」もしくは「宋」という国だと思います。しかし、その当時の記録によると、抹茶が抹茶たる最大の「覆い」がなかったと思います。

 

お茶が日本に浸透していき、試行錯誤する中に「覆い(おおい)」をする製法が工夫され、現在の「抹茶」が出来たのではないでしょうか?

 

 しかも、1000年以上長い年月、歴史・文化を経て。

 

まあ、場末のお茶屋が高らかに吠えてもこの程度ですが、この上から目線記事に、少し異を唱えたくなった昼下がりです。