恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

よ、若旦那!2代目!

2021-07-07 10:29:16 | Weblog

「若社長!」やタイトルの言葉は、よく茶業者の大きな集まりでも耳にする言葉であり、見渡せば茶業者はほぼ世襲、家業としている人が多いのが現状です。


東京茶業青年団においても、8割以上が先代も茶業者のご子息の方々。まあ、逆に今茶業をはじめたデザイナー的な若者にとって、青年団や組合に加盟するメリットも

 

感じてないでしょうし、さらに言えば親の代もその先代が茶業者なので、加盟のメリットも特に広報することもないくらい、日常なのかも知れませんが・・・(いいことはイッパイアルヨ)

 

そんな中、最近よく目にする記事に、「奮闘する2代目」や「お前には出来ないと喧嘩した日々も」などという、後継者奮闘記。

 

家業をやる気もなかったが、あるきっかけで継ぐことになり、色々な反対や困難を乗り越え、今は売上〇〇倍などというもの。

 

こういうご時世だからこそ、人気のある記事なのかも知れません。

 

東京商工リサーチによると、2021年(1-5月)の『後継者難』を起因とする倒産は150件で、全倒産に占める割合は5.9%(前年同期5.2%)

 

このうち死亡が79件(構成比52.6%)、体調不良が45件(同30.0%)発生、この2要因で『後継者難』倒産の82.6%(前年同期73.2%)に達する。

 

 代表者の高齢化が進むなか、特に、コロナ禍で業績不振が続く企業は同族継承や後継者の育成など、事業承継が後回しになり、『後継者難』倒産に拍車をかけた格好だ。

 

 

となっています。ちなみに資本金1億円以上の企業はゼロで、ほとんどが中小・零細企業。

 

 

我々も、いち後継者として、お店を存続させ、地域のお客様の愛され、お役に立てるよう、そして奮闘記の記事があげられるような、活躍をするべく、精進して参りたいと思います。

 

 

今後も色々と計画を致しておりますので、是非ともご批判、ご批評大歓迎でございますので、色々とご指導を頂ければ幸いです。

 

よろしくお願いします。

 


静岡茶のPRイベントをやってきました!@有楽町駅前

2021-07-03 12:08:26 | Weblog

今は昔、もう先週のお話ですが、ここ数年恒例となっておりました、「静岡茶で水出し茶!」のPRイベントを

 

有楽町駅前の交通会館前で開催しました。よくテレビ取材などで出てくる都会の真ん中、有楽町前マルイの目と鼻の先です。

 

本年も静岡県茶業会議所さんのご支援を頂き、おいしい静岡茶のティーバッグの配布と、

 

水出し茶の方法のチラシ、そして、本年は、お茶の販売も試験的に実施しました。

 

例年ですと、実際に水出し茶を試飲して頂くところですが、こういうご時世ですので、配布のみにとどまらせ、

 

その代わりに、ご興味のある方は、団員が控えているブース(飛沫対策もバッチリ)で、ご説明する流れです。

 

(事前準備完了。上からは熱中症対策ミストが出ています)

 

ブースは三か所、販売・お茶の説明・冷茶の説明と分け、それぞれ団員がスタンバイ、配布は麗しい茶娘さんにお願いしました。

 

(こんな感じ・・)

 

 

「なんだそれだけか!」とお思いでしょう。

 

ですが、これが実に大好評。

 

配布予定の1000セットはあっという間に終了。質問ブースも老若男女多くの方にお越し頂き、販売ブースも盛況。


それもそうでしょう、販売は200円でティーバッグを販売しましたが、そのお茶に、なんと組合オリジナルぐでたまカップがおまけについてくる。

 

まあ、普通なら原価割れですが、そこは組合のPRイベントです。収益は重要視してません、皆さんがお茶に親しんで頂くのが最大の収益です。

 

個人的に、我々茶業者は職人気質なので、対面ではシャイで、PRは日本茶インストラクターの専売特許くらいのイメージでしたし、

 

今までの役割分担もそういう感じで、裏手に茶業者、表はインストラクターで、我々がご説明することはあまりありませんでした。

 

が、今回前面に出て、団員総出で説明する場面を見た時、少し感動にも似た手ごたえを感じました。

 

 

団員の説明が丁寧で上手。まあ、当たり前ですね、普段から店舗で接客をしているわけですから。でもそのことを完全に忘れていました。

 

とてもわかりやすく、質問する人も納得の表情。我々は、有資格者として大上段よりご説明するというよりは、お客様に納得して頂く(普段はご購入頂く)ことを


生業とさせて頂いているので、人あたりがとてもいいですね(第三者的に見た個人的感想です)

 

また人材も豊富。イケメンもおり、若い女の子のウケも良かったです。皆さん、足を止めて熱心に聴いてくださっておりました。


(これは適材適所を間違え、ソレガシあたりがやると変質者として通報になります)


 

緑茶も再注目されているとは言え、この時期のイベントとしては今後につながる成果があったとして、ひとまず万歳\(^o^)/だったと言えるのではないでしょうか。

 

 

ここからまたさらに日本茶の魅力を伝える方法を模索しつつ、東京茶業青年団「強み」を活かしながら、多くの人に喜んでいただけるように精進したいと思います。

 

 

今後とも、我々の活動にご理解と応援を頂きますよう、お願いします。