恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

CHAKABUKI~茶歌舞伎~

2019-07-26 12:45:12 | Weblog

いよいよ夏本番のお天気になって来ました。暑い夏がはじまるゼ~っと「Z」


さて、夏といえば東京茶業青年団も、9月に行われます「全国茶審査技術競技大会」に向けて


選手の練習も始まります。

 

 

あ、こんにちは、茶審査技術有段者ですm--m

 

私も、いよいよエンジンキーを回し、フェラーリばりの排気音を轟かせ始めたところですが、

 

地元の夏祭りのイベントブースに天下の「伊藤園」がキャンペーンを行っていました。

 

 

「ちゃかぶき~体験しませんか~?ちゃかぶき~体験しませんか~」

 

「何?茶歌舞伎?よし、まあ、ここはプロとして隠してる爪でも見せちゃおうか」と、参加費500円を払い入場。

 

 

ブースでは茶歌舞伎に関して、浴衣のお姉さんが説明している模様。



「お姉さん、よく見てなさい、これが本物の茶歌舞伎やーー」と心で思い、着席。

 

その圧倒的な思いに気圧されたか、お姉さんは奥に。。。

 

奥から来た中国人の社員さんが進行してくれました。

 

中国人ですが、日本語はすごく上手で、茶歌舞伎の説明もわかりやすい、また話しやすいので、中国茶について聞いたりしました。

 

お茶は4種、花鳥風月。煎茶・抹茶入り玄米茶・おーいお茶・ほうじ茶です。

 

まあ、余裕のよっちゃんイカです。なぜなら、私は、何を隠そう、有段者です!!(2回目)トーシローとは訳が違います。もう、北斗の拳で言う、ラオウですね。

 

 

「1杯目、飲んでください、花でーす」

 

「んん、やけに味も色も濃いな、抹茶入りか?」

 

「2杯目、鳥デーす」

 

「あ!こっちが玄米茶だ!しかし、煎茶、やけにおいしく出たな、あの茶葉で・・・」

 

「3杯目、風デーす」

 

「ん~、香ばしい火の香、水色も赤い、ほうじ茶だな」

 

「4杯目、月でーす」

 

「あれ、こっちがほうじ茶だ!、え?さっきのおーいお茶??」

 

 

正解発表、素人様、全問正解の人多数。

 

私は・・・ちょっと。

 

(「ちょっと」とは茶歌舞伎の際に使う用語でゼロ点のこと。ちなみに満点は「皆点(かいてん」といいます。

 

最後に入れ替えてはダメというルールは言ってないので(正式なルールを知ってるくせにこの言い訳!)

 

素早く入れ替えて、全問正解に細工。中国人のスタッフから「スゴイデスネ!さすがお茶のプロ」と言われ、

 

人目を忍んで店に返り、東京都のお茶の組合が発行している「私たちは、お茶のプロです」という中尾彬さんのポスターの


写真の中尾さんの目に画びょうを刺して、自己を見つめ直しました。

 

最後に、お土産等々もらいましたが、お茶の説明のパンフレットが英語メインで書かれていました。


外国人を完全に意識したキャンペーンで茶歌舞伎で楽しませるとは、これが伊藤園のやり方かーーーーー

 

 

おわり


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