恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

日本茶の審査

2016-02-16 15:25:34 | Weblog

立春も過ぎ、八十八夜へのカウントアップが、日一日と進む今日この頃如何お過ごしでしょうか?

 

今年はうるう年、今月が29日まであるの「八十八夜」は、「5月1日」です。

 

今年はどんなお茶が出来るのか楽しみですね。

 

さて、どんなお茶と言えば、色々なお茶が出来た時に、私たちお茶屋は「審査」という、いわばテイスティングをするわけです。

 

もうすでに、我々青年団が生まれたころには、たぶん今のスタイルで、なんとなく職人の世界の茶業では、見よう見まねで審査法を

 

今現在でも疑うことなく、我々も行っている毎日です。しかし、これも誰かが作ったんでしょうね~きっと・・・

 

そして、現在、日本茶も「世界の日本茶」になりつつある中で、この審査法にスポットが当たっています。

 

ざっくり言えば、「茶」を審査する時、世界では、ISO基準の茶器があり、共通言語があるようです。

 

ちょうど先日、上野の国立科学博物館で開催中の「ワイン展」に行ってきました。

 

ワインでは聞いたことありました「フレーバーホイール」がありました。これは味や香りの分類したものです。

 

ネットで検索すると、ウイスキーにもあり、コーヒーにも、ビールにもありました。こういう共通言語で、世界の取引の基準にしているのでしょう。

 

しかし、日本に、少なくとも私は見たことがなく、いま、日本茶でも開発中?提案中だそうです。

 

茶器も、現在「佐賀審査具」という佐賀県が開発した紅茶用の審査具があり、実際に「日本茶アワード」でも運用されているそうです。

 

審査方法が変わると、今までの感覚とは違ってきて難しい部分もあるでしょうが、世界の日本茶としては、今後このような流れになっていくことでしょう。

 

♪川の流れのよ~に ゆるやかにこの身を任せていたい  

 

のですが、先に待っているのは大きなナイアガラ級の滝という現状では、頑張って鮭のように川を登り、龍にもなれるように精進したいと思いました。

 

おわり