立春も過ぎ、八十八夜へのカウントアップが、日一日と進む今日この頃如何お過ごしでしょうか?
今年はうるう年、今月が29日まであるの「八十八夜」は、「5月1日」です。
今年はどんなお茶が出来るのか楽しみですね。
さて、どんなお茶と言えば、色々なお茶が出来た時に、私たちお茶屋は「審査」という、いわばテイスティングをするわけです。
もうすでに、我々青年団が生まれたころには、たぶん今のスタイルで、なんとなく職人の世界の茶業では、見よう見まねで審査法を
今現在でも疑うことなく、我々も行っている毎日です。しかし、これも誰かが作ったんでしょうね~きっと・・・
そして、現在、日本茶も「世界の日本茶」になりつつある中で、この審査法にスポットが当たっています。
ざっくり言えば、「茶」を審査する時、世界では、ISO基準の茶器があり、共通言語があるようです。
ちょうど先日、上野の国立科学博物館で開催中の「ワイン展」に行ってきました。
ワインでは聞いたことありました「フレーバーホイール」がありました。これは味や香りの分類したものです。
ネットで検索すると、ウイスキーにもあり、コーヒーにも、ビールにもありました。こういう共通言語で、世界の取引の基準にしているのでしょう。
しかし、日本に、少なくとも私は見たことがなく、いま、日本茶でも開発中?提案中だそうです。
茶器も、現在「佐賀審査具」という佐賀県が開発した紅茶用の審査具があり、実際に「日本茶アワード」でも運用されているそうです。
審査方法が変わると、今までの感覚とは違ってきて難しい部分もあるでしょうが、世界の日本茶としては、今後このような流れになっていくことでしょう。
♪川の流れのよ~に ゆるやかにこの身を任せていたい
のですが、先に待っているのは大きなナイアガラ級の滝という現状では、頑張って鮭のように川を登り、龍にもなれるように精進したいと思いました。
おわり