この時期になると、街がチカチカして歩きにくく、美川憲一のように「もっと端っこ歩きなさいよ!」と
言わんばかりのカップルの波に押され、ホワイトクリスマス、白いクリスマスを願う人、
白い恋人達、面白い恋人・・・
訴えてやる!
あ、どうも、こんばんは、団員です。
世の中には大きな流れがあり、それに乗れない人=寂しい人のような自意識過剰シンドロームに
陥ることがよくありますが、クリスマスもそのひとつだと常々確信しています。
もはや、この時期に一人でいることは「悪」のような、まさしく恋愛至上主義的な
ムードが、サンタさんのトナカイの車輪をパンクさせたくなります。
1分に1組結婚し、2分に1組離婚する世の中。
未婚男性の6割が彼女がいない現実。
そんな中で、急須を持っていない人、家庭が増えているのもうなづけます。
逆を返せば、急須があれば、離婚までいかないで一緒にお茶を入れたり入れあったり、
未婚男性も「美味しいお茶が入ったから、うちに来ない?」ということもできたり・・・
家で一緒にワインでも、というと下心が透けて見えますが、
一緒に日本茶でも!というと、なんか誠実「そうな」、ホッとできる気がします。
なにはともあれ、恋愛することを、結婚することを全肯定する気は毛頭ございませんが、
(むしろ急須が飛んでくることもありますが)
お茶がある生活は、これはどんな場面でも「いい風景」だと思います。
「心に通じる道は胃を通る」
という言葉があります。クリスマス、年末年始、家族や友人が集まったら是非
皆さんの手で「日本茶」を淹れてくださいね。
それでは、素敵な年末を