11月22日、世間では「いい夫婦の日」と言われる素晴らしい日に、東京は新橋・汐留にあります、東京茶業会館内「東茶協ホール」におきまして「第65回 東京都茶業組合茶審査技術競技大会・理事長杯」が開催されました。
今年も、組合理事長、総務部長、調査部長にもご列席頂き、青年団のOBの先輩方にもお手伝い頂き、選手も身の引き締まる思いながら、初参加の方々など入り混じって緊張感と楽しさの中で大会が行われました。
今回の審査科目は、第一次審査が外観茶期別審査(お茶を見て生産された時期を判定する)5種、合計5点満点
第2次審査は、5種4煎(茶歌舞伎)の合計20点、トータル25点満点で栄光の理事長杯カップを目指し競います。
全国大会は合計40点満点ですので、それを考えると、25点満点は、ワンミスも許されないシビアな戦いになります。
詰まるところ自分がお茶をどれだけ理解できたかの自分との闘いであるわけですが、点差としては接戦が繰り広げられるわけですので、
心理戦の様相も呈し、試合後話を聞くと「はずせ~~~!!!」という強い神通力を使っていたとの話もあるので、
もはや精神的呪術的な陰陽師のような激しい戦いが「理事長杯」と言っても過言ではないのかと思います。
お茶自体も難易度の高いハイレベルな競技会になりましたが、そんな激戦のなか、下記の方々が見事に優秀な成績を収められました。
「理事長杯」
優勝 ☆ 鈴木 敬済 氏 (栗原園)
準優勝 ☆ 三浦 貴司 氏 (松北園)
三位 ☆ 君野 玄一 氏 (茶の君野園)
また、今回も将来有望かつ、基準以上の成績を収められた方に
対して贈られる<萌芽賞>には、
神田 沙樹 氏 (茶の君野園)
が受賞されました。
支部賞は
下谷支部
が受賞されました。
日頃の成果・実力が発揮された方、うまく噛み合わず不本意な結果の方もいらっしゃったとおもいますが、
本年も非常に僅差の激戦で、東京の皆様のレベルの高さ層の厚さが窺い知れる大会になりました。
最後に、この場をお借りいたしまして、設営下さった東京茶業青年団OBの諸先輩方
また今回はお手伝い下さった方々に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。