10月だというのに、とても暑い日が続いている今日この頃如何お過ごしでしょうか?
昨日10月23日に新橋・汐留にあります「東茶協ホール」にて第61回理事長杯が行われました。
本組合の理事長もご自身の過去を振り返り、
「毎年理事長杯では本当に苦戦するけど、そのぶん全国大会では余裕が出来る」と
おっしゃられておりましたが、そのお言葉通り、理事長杯は青年団団長のプロデュースのもと
本年も大変難易度の高い大会になりました。
今回の審査科目は、第一次審査が外観茶期別審査(お茶を見て生産された時期を判定する)と
第2次審査は、5種5煎(茶歌舞伎)でした。
茶期別は、5つのお茶よりそれぞれの茶期を判定する審査を、1セット×3回行われました。
茶歌舞伎は、出題産地が「藤枝」「掛川」「八女」「宮崎」「鹿児島」
そのすべてが、深蒸し茶です。
なかなかこんな機会もないので、とても勉強になり、面白い出題でしたが、
点数は伸び悩み、選手の皆様は大変苦戦された審査でした。
そんななかで、本年は下記の方々が激戦を制し優秀な成績を収められました。
「混戦した結果が記された成績表(モザイクありですが・・・)」
優勝 ☆ 伊藤 隆志 氏 (お茶の丸美屋江古田店)
準優勝 ☆ 鈴木 敬済 氏 (栗原園)
三位 ☆ 小原 宣義 氏 (大山園)
また、今回も初参加で将来有望なかつ、基準以上の成績を収められた方に
対して贈られる<新芽賞>を見事獲得された方もいらっしゃいました。
本年は全国大会で団体3位という上位に入賞いたしましたが、
同じく本組合理事長のお言葉で「優勝しなくては意味がない」という言葉を胸に
また来年の全国大会に向けて皆様さらなる研鑽をされることと思います。
最後に、この場をお借りいたしまして、設営下さった東京茶業青年団OBの諸先輩方
またスタッフの方々に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。