年二回行われます、「抜き買い審査」が、
11月20日に汐留の東茶協ホールで開催されました。
今回は、販売価格<600円(税別)>のお茶が30数点出揃い審査されました。
今回よりより一層お客様に近い審査として、急須で浸出したお茶の審査も加わり、
より様々な角度より厳正に選り分けられました。
600円台というと、お茶の価格帯のなかでも比較的人気のあるクラスです。
各店ともその店の特色を出されたお茶がならび、やはりお茶の味は一つとして
同じものはないな~と感じさせて頂きました。
抜き買い審査は、主に東京都茶業組合の理事長をはじめとした幹部と、
組合内の調査部という部門、そして青年団がお手伝いをさせて頂きます。
お茶の特色の中にある、茶の葉の質をプロの方々は見分けられます。
そして、脇からいち青年団員である私も、お許しがでたらサッとご相伴をさせて頂きますが、
同じ販売価格でも「おいしい!」ものと「ん~」なものがあるんだな~と感じることが出来ます。
(あくまでも好みなのですが)
そんななか、ある先輩団員が「自分が仕入れて、加工したお茶を酷評されたことがある、
大変悔しかった」とおっしゃられて、その後はさらなる研鑽・努力を積まれています。
各店とも少なからず、自信と誇りをもって販売されていますが、うっかりすると
悪い意味のがんこオヤジになってしまう恐れもあります。
こういった場で、客観的にお茶を評価し、さらに各店のお客様によりよいものをお届けする
取り組みは、やはりお茶の組合ならではでないかと感じます。
そういった意味でも「東京都茶業組合加盟店」のお茶は、多少の好みの差はありますが、
品質的には常に間違いのないものをお客様にお届け出来る仕組みになっています。
いいお茶選びは、いい店選びから!是非ともお近くの加盟店でお試しください。
(なんか、キレイな宣伝文句みたいにまとまってしまいましたが・・・)