恋人は日本茶☆東京茶業青年団

もう日本茶しか愛せない東京のお茶屋若旦那衆「東京茶業青年団」の恋人(日本茶)を紹介する日記です。

「匙太朗」産地を歩く vol-2

2009-03-19 18:31:07 | Weblog
訪問地では生産者による「茶歌舞伎」が行われていました



上画像の、「投札札の向き」がマチマチなのはご愛嬌です

下画像は、あの有名人です
「花粉症」と思いきや「風邪」だそうです
体調不良を押して奮闘中です



個人優勝された方は、「3」「5」「5」「5」「5」と
「ワン・ミス」の素晴らしい成績でしたが
表彰後のスピーチでは
「二日酔いで…」と会場を唖然とさせました

匙太朗も「日日之精進」と気持ちを引き締め
帰京しました

                by 匙太朗

「匙太朗」 産地を歩く vol-1

2009-03-19 17:49:39 | Weblog
「今年のお茶」は早そうですね
陽気の影響受けてのものですが
極早生品種の「松寿(しょうじゅ)」とは言え
鹿児島島部では今月11日に摘採が始まっています

ニュースでは、福岡県の「桜の開花宣言」を伝えました
東京でも、辺りを見渡せば
「ミモザ」の後を受けるように
「もくれん」「こぶし」が花を咲かせ
「沈丁花」が甲高い香りを放っています
そうそう、
我が家の「つゆひかり」も遅れじと萌芽しました


さて、
初めて訪れた「おろくぼ」はとっても素晴らしいところでした
急峻な地形での生産
管理技術の高さ…
何をとっても頭が下がります

自然の厳しさも「桁外れ」と感じました
当日は、「風」が吹き荒れ
そう、
正に「となりのトトロの『猫バス』」状態です!
当然ながら「新芽がそよぐ風景」ではなく
きれいに整枝され、どっしり構えた畝が
恰も、動物のように躍動する様を見せ付けられ
興奮しました

「中山間地茶業に栄光あれ!」

                  by 匙太朗

一期一会~いちごいちえ~

2009-03-16 16:39:29 | Weblog
あ~なんかいいことないかな~


おっと、どうもマイノです。

春ですね。


春と言えば、別れの季節であり、出会いの季節でもあります。


皆さんには日々どんな素敵な出会いがあるのでしょうか?


出会いと言えば、お茶の世界には「一期一会」という言葉があります。


「苺一円」ではありません。


これは、かの有名な大老であり、茶人でもある<井伊直弼>が好きだった言葉として

世に広まったそうです。


昔は、今ほど生命の安全などが保障されなかった時代、

きっと一服のお茶を交わすだけですらとても大切だったのだと感じられる言葉です。


かくゆう私もいつも「一期一会」精神で人に接しさせていただきますが、

文字通り、ほぼ一回限りです。


でもその都度、自分自身の誠心誠意をかえりみて、たった一回の出会いでも

素晴らしい一回になるように、日常を充実して精進することができます。


お茶の世界は一見、奥の深いように感じられますが、

その実、日常のなにげないことを大切にする簡単なことです。


一杯飲むお茶も、後にも先にも同じ味が出ることはありません。

お湯の温度、葉の量、気温などなど、一つとして同じ条件ではありません。

だからこそ、たまにはお茶一杯との出会いに感謝して飲んでみてはいかがでしょうか?

きっといつもと違う<自分>に「出会える」かもしれませんよ。



「お茶しない?」という女の子との出会いから、自分との出会いまで、

この季節、お茶で素敵な出会いを



誕生! 「日本茶鑑定士」

2009-03-07 21:42:40 | Weblog




全国的な雨となった昨日、静岡市某所にて
晴れがましくも、39人の日本茶鑑定士が誕生いたしました
東京では「匙太朗」を含む4名が認定を受けることとなりました
正に、身の引き締まる想いです






式中、講師S.T氏より
「茶の品質鑑定は鑑定者の哲学的行為である」との
茶聖『陸羽』の鑑定論を引き合いに
「諸君には『自身の人生を考えながら歩む』ことが課せられた
その自覚を持ち邁進すべし」との訓示を頂きました


日本茶検定、おそるべし!

2009-03-02 11:05:20 | Weblog
いよいよ、さくらの季節、弥生の月になりましたね

3月は別れのシーズン。ちょうど今、竹内まりやの「♪早くげんきだして~」という

音楽が聞こえてきました。

別れの季節に桜がきれいに咲くっていうのも、なんか日本人の心のしっくり来る気がします。


さてさて、世間ではいま空前の検定ブーム。ガンダム検定や世界遺産検定など

いろいろな検定が登場し、たくさんの趣味人たちがその能力を発揮しています。

そしてついに「日本茶検定」なるものも登場し、第一回が行われました。

「日本茶検定」はオンライン検定で、パソコンで誰でもどこからでもいつでも受験できます(受験期間があり)

一応、茶業者のはしくのわたくしも試しに受験をしようと申し込み、勉強しないで

受験してやろう!と息巻いていましたが、参考テキストを見て、心あらためました。

内容が深い。テキスト「日本茶のすべてがわかる本」という題名だけあって、

おさわり程度の内容ではなく、あせって一から勉強し直しました。

この内容が頭に入ったなら、ビジネスマンも一気に日本茶インストラクターとして活躍出来ちゃうほど。


しかし、お茶は語るものではなく、おいしく飲むものです。

知識がついたら、ぜひお茶屋さんでいろいろなお茶をお試しください。

きっと、カテキンや歴史、体にいい効果を超えた「おいしさ」を教えてくれるはずです。

まずは、お茶を一杯、大切な人に、心をこめて淹れてみてはいかがでしょうか?
ホワイトデーに・・・・(←こだわります)


日本茶検定に関しては・・・
日本茶インストラクター協会

おいしい茶屋さんは・・・
東京都茶組合