T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

新しい年 2009

2009-01-03 00:00:03 | 日記・エッセイ・コラム

 2009年になりました。大晦日と元旦に出勤しましたので今日更新です。

昨年の絵の仕事は、小さな仕事を一件した以外は仕事探しに明け暮れました。

年末の大恐慌のあおりで日本の経済も悪化し、どうしようも無い状態が今年は

続くと言われています。不況に強いといわれるアミューズメント業界ですが、

この影響は免れえないでしょう。

 昨年は、メカものは作られてはいるものの目立った動きは無く、ゲームにおける

メカもの主役の時代は終ったように思えます。

 このような時代にこそ新しい企画の研究に力を入れ、長期的な巻き返しを図る

べきなのですが、業界的にはどうしても短期的な利益の追求に走りがちなのです。

なぜかと言えば、革新的なムーブメントの研究を達成しても、それを市場展開する

力が無い限り投入した資本を回収できないのが現実なので、皆二の足を踏んで

しまうのです。

 ネットの発達が、社会における掲示板での発言の影響力を飛躍的に高めたこの10年。

さまざまな影響を業界にもたらすに至りました。それは良い方向ばかりでなく悪い方向

も同時に拡大していったと思います。

 中傷・不正情報の流布といった個人の行える行動が、集団へ容易に拡大すること

によって大きな力を持ち、必ずしも良い影響をもたらさない事を私達は知りました。

それは、今現在の業界を救うかも知れない芽を摘み取り、生産的な雰囲気を阻害

しようとするものです。

 このように、業界の首を絞める目に見えにくい要因が野放しになっている時に

経済的な危機が日本を襲いました。今年、大手の会社が潰れたり撤退したとしても

それは必然的な事といえるでしょう。創作に携わる人材は個人レベルでの生き残り

を余儀なくされ、優秀な人材が世界的な不況の中、海外へ流出する事もままならず

ついえるかもしれません。

 それでも我々は答えを求めてさ迷わねばなりません。

 今年は楽観できない試練の年となるでしょう。

 ●友人に贈ったイラストです。今年は着色のスキルを上げたいです。

Photo Photo_2

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