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T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

 近況 39 本の話

2021-04-10 23:01:15 | 同人誌
  
入院時の食事 ご飯は半量

 4月10日で事故にあってから5ヵ月になります。体の方はほぼ全快していて日常生活
での不便はありません。左に寝返りを打てないという状態は今でも続いていますが、一ヵ
月おきくらいに試してみて肋骨の状態が良くなっている事が確認できています。
 季節も良くなったので部屋の片づけとか自転車の整備とかしたいのですが、親族の関係
でなかなか時間が取れません。そこで細切れの時間でもそこそこできるような資料の読み
込みや情報収集、DVDを見たりビデオの編集等をしています。

 

 蔵書を解体して電子書籍化する作業もできないわけではないないですが、作業を間違え
ると面倒なので時間が取れた時だけやっています。本の解体は大体手順が決まっています
が、刃物を使うので手が抜けません。又、カッティングを間違うと印刷部分を切ったりす
るので注意が必要です。読み取りも紙の質や厚さによって失敗する場合があります。一旦
読み取りを間違うと最初からやり直しです。失敗しても読み取り継続ができますが、なぜ
かページ順がおかしくなって修正できないので、し直した方がよいのです。
 読み取ってしまえばファイルサイズも小さく、読むフィーリングも元の本と変わりませ
ん。ただし本のようにページを素早くさかのぼったり先に飛ばしたりという操作性はほと
んどなく、ページ数での指定が必要です。

  

 同人誌の売り上げが頭打ちで、どんどん減っています。新刊を作らない以上売り上げが
ないのは仕方のない所です。ただし、もう2年以上前の本がいまだに細々と売れ続けてい
るのが驚異的とはいえます。
 某ネット販売での過去の売り上げを調べたところ、年始に1冊売れた後、つい最近まで
全く売れていませんでした。今月まとめて数冊売れていたことが不思議に思えるくらいで
す。何かあったのだろうか?と思ってしまいます。
 東京や大阪で、昨今の新型コロナウィルスの感染者数が伸び続けていて、第四波ではな
いのか、と言われています。それに鑑みるに、まともな同人イベントの開催は夏を過ぎた
ころになるのではないかと思えます。周囲の状況や感染者数の推移をみると、感染者数が
減ると皆油断して外へ繰り出し、それで感染者が増えると政府が自粛を呼びかけ・・・。
その繰り返しで、徐々に感染者数のピークも増えて行くように見えます。
 結局はワクチンの組織的な接種が整わない限り、同人イベントも開かれないのだろうな
という事は皆薄々感じているのではないかと思われます。という事は、それとは関係なく
自律的に自分の同人誌の発行準備は進めるべきなのでしょう。そうしないといつまでたっ
てもコロナと世間の動きに翻弄されて、本は作れないという事になりかねません。

  

 同時にこのブログの閲覧数もどんどん減っています。ブログと言う発信の形態が古いの
か、あるいは目立った新しい記事がないからなのか、去年までは100前後だったのが今では
50を切る日もあるようになりました。まあ、普通に漫然とブログを更新していても誰の目
にも止まらないのは当たり前ですし、リアルタイムで情報発信するのが昨今の流行りなの
に不定期で更新しているのですから、人が離れて行くのは道理でしょう。
 と言ってもブログで閲覧数を稼ぐのが目的ではないので、この件は捨ておくしかないで
しょう。
 

 

 近況 38 PC部品

2021-04-04 19:46:53 | 同人誌
  
右は以前から使っている2TのHD

 ここの所、親族の入院が続いて手続きや手伝いで毎週出かけていました。そのついでに
都心へ出かけたりして久しぶりに秋葉原や上野へ行けました。PC部品を在宅で買おうとす
るとネットで注文して入金したり受け取ったり、何かと手続きが必要です。それで目的は
達成できますが現物を見ないで書籍や中古品などを買うのは一種の賭けでもあります。で
きれば店頭で物を見て買った方が良いのです。

    

 それでも入手困難な品物はネットで我慢強く探せば入手できたりします。先日、紛失し
たPC用のスタライズ・ペンを手に入れることが出来ました。半額キャンペーンとかで更に
安くなったので1500円ほどでしたが、こんな例外でもなければ細々としたものは直接店舗
で買った方がはるかに簡単です。
 先日秋葉原で買ったのは、外付けハードディスク用のケースとUSBハブとデジタルカメラ
用のSDカードです。
 これに先立つ2週間ほど前、偶然安く中古のノート用HDを入手できたので、外付け用の
ケースを探していました。中古のハードディスクは普通は買わないのですが、国産750Gで
運転時間が200時間程の物が2000円だったので試しに買ってみたのです。
 外付け用ケース自体は簡単な構造で、フタを開けてHDをセットするだけです。HDがいっ
ぱいになったら中身だけ入れ換えると言う使い方ができるので耐久性さえあればずっと使
えることになります。さしあたっては消えてもいいようなバックアップ用データー等に使
って見る予定です。

  

 USBハブはタブレットにUSBポートが一つしかないので、以前から探していました。他の
PCとのデーターの受け渡しをSDカードでやったりするので、今までは100均のアダプター
を使っていましたが、この機会に一体化したハブを買いました。
 デジタルカメラのメモリーは8Gのカードが3年ほどかけていっぱいになったので、新
しく買いました。データー自体はバックアップしてあるので消して又使っても良かったの
ですが、メモリーの価格自体が安くなっているので16Gの物を400円で買って入れました。
カメラが古いので残り枚数を正しく表示できず、今の所何枚撮っても9999のままです。

   
           上野恩賜公園には小雨が降っていました

 こういう1000円前後の物をいくつもネットオークションで落札しても、送料ばかり高く
ついてしまうので、あきらめて秋葉原でぶらぶらと探した方が無難です。何か他の収穫も
あるかもしれませんし。しかし緊急事態宣言下では、そういう選択肢を取ることもできず
フラストレーションがたまる一方でした。

   
中野サンプラザ・中野ブロードウェイ・哲学堂公園

 久しぶりに行った都心は花見の場所取りもなく、人出はそこそこ多かったものの間隔を
とるために気を遣う様子がうかがえました。別の日には毎年行っていた哲学堂へも行きま
したが、もう葉桜になっていました。中野ブロードウェーについたのは午前10時ごろで、
開店前の店舗のシャッターが下りた状態でしたが、それはそれで珍しい風景を見ることが
出来たと思います。

   

 親族の容態は安定しているようなので、今後急変でもない限り僕は市内を自転車で走る
生活に戻ります。毎週県外へ泊りがけで出かけていくのはキャパシティー的に辛いですが、
早く自由に思った場所へ行ける生活に戻りたいものです。

   

サイコパス読本の電子書籍販売を始めました

2021-03-07 22:50:32 | 同人誌
     

 以前からコピー誌で販売していたサイコパス読本を電子書籍化しました。原稿自体は、
コピーの為に既にjpeg化してあったのですが、コロナ禍でイベントも久しくなく、新刊の
予定も立たないので、とりあえずリリースしてみることにしました。

「サイコパス読本」の電子書籍販売

 原稿自体はこのブログの記事を元にしていますので8割がたはここで読めますが、まと
まりがないので加筆・訂正を加えて再編集してあります。
 コピー誌版は、イベントの度にコピーを重ね70部ほどを販売していますが、イベント
が1年の間ないので今後の展開を探る意味での電子書籍化でもあります。今後ともよろし
くお願いいたします。


 近況 61 事故5

2021-01-10 20:19:11 | 同人誌
   

 事故から丁度2カ月が経過しました。年末年始が過ぎた頃には骨の方は心配なくなって
いると思ったのですが、肋骨は特別な部位らしくいまだに痛みがあります。また、肋骨の
周辺部の腱の痛みも新たに出てきました。体のどこかが壊れれば、そこをかばう周囲に負
担が行くわけで、このあたりの過程は仕方のない所でしょう。
 具体的には左骨盤の腹部周辺や左腕・左肩・首の左側等に痛みがあり、しばらくは続く
ようです。朝、起きると肋骨周辺がこわばった痛みがあり、深呼吸したり体をひねったり
して痛みが引くのを待たねばなりません。間違って骨折した方を下に寝ていたりすると、
酷く痛んだりするので寝返りには注意が必要です。
 医師の話では全快までさらに3ヵ月以上かかるそうですが、そのころには周囲の事に関
し多くの進展があると思います。花粉症が始まる3月下旬には全快していてもらわないと
クシャミに伴って大変な痛みとなるので、困るのです。

   

 自転車は何の問題もなく乗れていて、右に曲がるクセにも慣れてしまいました。しかし
こういう慣れは危険で、正常な自転車に乗った時に左へ補正するクセがついてしまったと
言う事になります。
 フォークの部分が曲がっている事が危険な理由はキャンバー角と関係していて、前述の
様に直進中にわずかなカーブを描く他に、ジャンプして着地した時ハンドルが勝手に右へ
向くと言う点です。自転車側のクセはないに越したことはありません。また、別な意味で
危険なのは、曲がった箇所の溶接部に微細な亀裂が入った可能性がある事です。
 亀裂に雨等の水分が浸透すれば、錆が発生して膨張し亀裂を大きな物にしてしまいます。
これを使い続ければ何かのショックで破断する恐れがあります。今の所乾燥した天気が続
いていますが、遅くとも雨の季節になる前に取り換えなくてはいけないと考えています。
 
  ────────────────────────────────────

 11月10日に事故にあった後、2週間の入院を経て11月末ごろには自宅へ戻ったの
ですが、丁度そのころ例のリセットがあったらしくボランティアストーカー界隈に混乱が
見られました。しかし既にこういう動向に関して本ブログで幾度も警告を出している事も
あってか、それほど大きな混乱はなかったようです。半数以上の人は既に起こる事を予期
していたようで、予想外の事と言えば私が不意に姿を消した(入院した)という事くらい
でしょう。そしてコロナウィルス関連の混乱も加算されて、今後は多少違った方向へ行く
のではないかと言う予想も成り立ちます。
 リセットに関して今更いうのもなんですが、私は直接かかわりのない現象で、半年に一
回6月末と12月末ごろにある事が分っています。また、ここ7~8年くらいには1カ月
前倒し(つまり5月末と11月末ごろ)と1カ月遅れたリセット(つまり7月末と1月末
ごろ)がある事も観測しています。これらの追加事項は構成人数の増加に伴い階層化が進
んだ為ではないかと考えています。
 各々の参加コミュニティーに関してどのような傾向があるのかわかっていませんが、ど
うも古株の人ほど早いリセットに関わっているようです。その方が情報の優位性がある為
でしょう。ただし私はそれを直接見たり聞いたりしている訳ではないのですが。
 リセットには半年とか1年とかの長い間隔ですが再現性があり、経験を積めば私の観測
が正しいと言う認識になると思います。

 最近になって分かってきたことは、これらの情報は表立って行われているわけではなく
ネットの閉鎖されたコミュニティーで広がっていると言う点と、そうした元々関係ない閉
鎖的な場所へ私の個人情報を流し込んでいるのは精神障害と関わりのある人物ではないか
と言う点です。精神障害に関しては非常に幅のある病理であるので、ここで言及するのは
避けますが、本人と周囲にその自覚がない為に歯止めがきかないのではないかと考えられ
るのです。そして半年に一度のリセットに関しては私が関わりがないにもか関わらず、私
への突撃を始める人がいるのは、そうした異常心理が介在している為ではないかと思えま
す。
 いずれにしても根本的な解決としては、一般への周知と私の手による直接の停止措置し
かない様に思います。一般への周知の中には精神障害への正しい理解も含まれます。

          
 
 今年の1月1日から改正著作権法の施行が行われていると言います。流布されている私
の情報の中には個人情報の他に著作も含まれているようなので、それが削除される可能性
が多分にあるのです。が、それで私の破壊された人生が修復されるわけでもなく、果たし
て実際に削除されるのか全く分からない(個人の手には既に渡っている為)ので、今後の
行動に関して慎重に行わなければならない点は変わっていません。
 構造的な部分から来る真の責任は何処にあるのか? その辺りが今後の課題となります。

近況54 同人誌関連の活動2

2020-10-11 21:31:32 | 同人誌
   

 先日、共信印刷さんが解散すると言う話を聞きました。先月の話では、同人誌の印刷・
製本を一時休止するという事でしたが、イベントの開催が思うようにいかない現状では、
関連産業の収益も見込めないので致し方がない所です。5年近くお世話になってきたので
すがこんな形でお別れになるとは思ってもみませんでした。この場を借りてこれまでのお
礼を申し上げたいと思います。
 今後、同人誌の発行をするには、別の印刷会社か、ネットでの電子書籍販売という選択
肢を取る事となります。
 コミックマーケットの再開に関しては未だに不透明で、来年開催したとしても縮小開催
となるはずです。コミティアは別の方法を取って、ネットでのクラウドファンディングに
よって出資を募ると言う方法に成功し、今11月開催予定です。ただし、出店数を半数に
絞っての開催であるため、私は応募しませんでした。
 二つのイベントの明暗を分けたのは、その主旨の差であたっと言えます。コミケは収益
を上げる事に特化してその経済規模は無視できない規模になりました。一方でコミティア
ではオリジナル・オンリーに限定し、売る事より作家間の交流に重視し近年出店数を伸ば
して来ました。その結果プロへの養成所という側面も強くなり、今回の出資もそうした環
境の恩得を受けた人たちからの援助が大きかったと思われます。 

   

 今後に関しては、電子書籍へ転換する人達の急増とともに、同人誌から離れる人達も増
えると言われています。印刷会社へネット入稿していた人は電子書籍に転換するハードル
が低いはずですが、アナログ原稿ですべてを進めていた人はまず原稿の電子化から始める
必要があります。私は紙の原稿にペン入れした後、コンビニのコピー機でスキャンして後
はPC上での作業にしていました。作業場所はPCが使えればどこでも良くスクリーントーン
への出費もなくなったので、時間的にも経済的にも縮小が可能でした。しかし勿論のこと
PC機器をそろえる必要があります。若い作家は作画の時点でPCを使っているので、入稿ま
で一貫した電子化が可能ですが、私の世代ではその辺がちぐはぐです。
 原稿を作るモチベーションの話もよく聞かれていて、こうした流れに翻弄されて疲れて
しまった人も多いと思います。経済的に体力のない作家が創作を止めてしまうという残念
な状態もあるでしょう。アフターコロナは昔の状態に戻ることはなく、来年あるいは再来
年にならないと新型コロナウィルスの脅威は無くなりません。先の見えない状況では何を
したらよいか分からないものです。私はそういう時は基礎的な準備をするのが最適だと考
えていますが、それは年齢的に落ち着いているからできる事かもしれません。

   

 私の同人活動に関しては、上の理由から既存の本を書店で販売するに留まると思います。
来年の春以降に備えて準備をして行きたいと思います。

  ──────────────────────────────────────────────

 自宅での騒音問題が続いていましたが、騒音計を使って約三週間に渡って測定を試みて
みました。それによると50db~70dbの間と言う数値を得ました。過去4年にわたって続い
てきた問題を機械によって決着すると言うのは好ましいことではありませんでしたが、私
が音に敏感な人間と呼ばれた事に釈然としない気持ちがあったので実行したのです。
 騒音計は過去に近隣の施設から来ると思われる騒音を測定するために購入した物ですが、
その施設の問題は施設側の対応で解決しつつあります。50db~70dbと言う騒音レベルは、
生活騒音としては充分に大きいもので過去に継続していた分も考え合わせると告訴するに
相当するものですが、私にその気はありません。本人に責任能力がないと考えていますの
でこちらが訴訟に勝っても責任を負担するのは当事者周辺の者となるからです。あくまで
話し合いで解決するか、私がどこかへ移転するという方法を取る予定です。

             

  近況 53

2020-08-28 23:33:56 | 同人誌

 
 昨日、本を神保町の書泉グランデに納めに上京しました。
東京の感染者数が下降傾向になった事と、気温が一時的に低くなると予報が出たので出か
けて行きました。長居するとリスクがあるので書店回りなどせず、早々に帰るつもりでい
ましたが、欲しい物があったので池袋まで行ってから帰りました。欲しかったのは紙ゴミ
用の紙バッグで数百円のものですが、市内では見つからなかったので東急ハンズへ行った
のです。
 目当ての物は見つかったので、ついでにガシャポンとかプラモデルとかをさっと買って
帰途につきました。普通なら外食してゆくところですが、水分補給だけで済ませます。
池袋にもたくさん本屋や電気店があるのですがスルーしました。
 家に帰るころには懸念した通り首の痛みが始まって今日の昼頃までダウンしていました。
どうやら体から水分が抜けると痛みが始まる傾向があるらしく、水分を大量に採ることで
頭痛の期間を短縮できることが分かりました。これは今後加齢に伴って頭痛が進行する事
を暗示しているので軽く考えることができません。

 

 その他、例年ならお盆とコミケの終了に伴ってストーキングの一時的な収束があるので
すが今年もそういう傾向がありました。しかし何度も書きますが私が直接法的処置を執ら
ないと何も終わることはないはないという点は変わっていません。
 6月時点でのスケッチが流出したようなので、やはりコミケ前の時期に盛んなボランテ
ィア・ストーキングがあったようです。これは予想された事でしたし、今年のコミケは無
いので意図的に作文などは控えました。これらの事情により新刊の完成予定は未定です。

 

 本日は、総理大臣の辞任のニュースでテレビがにぎわっていましたが、冬以降の混乱に
関してますます予測しにくくなってきました。10月以降はインフルエンザの流行があり
コロナ・ワクチンは優先される一部の人たちが先に受けると言うことで、一般への波及は
不透明です。マスクやアルコールの供給は元通りに戻ってきましたが、耐乏生活がもう半
年伸びるくらいの覚悟は必要だと考えています。

 

 近況52 同人誌関連の活動

2020-08-02 22:30:26 | 同人誌
 

 共信印刷さんから連絡があり、業務を縮小するので預けてある本を受け取ってほしいと
いうので、秋葉原まで取りに行きました。都心へ行くのは5ヵ月ぶりになるので、ついでの
用事も考えましたが、東京の感染者数が日増しに増えている状態なので最小限に絞る事に
しました。
 事前に書泉ブックタワーさんへ連絡を取り、何冊か補充させてもらう手はずを取ります。
本当なら今回の分は5月のコミックマーケット用に準備したものもですが、コミケは今年
は開催されないと通達されていたので、今後の状況は不透明です。共信印刷さんもその事
による打撃は避けきれなかったようで今回の縮小になったのでしょう。具体的にはオンデ
マンド印刷(コピー機による製本)が廃止になり、今後はオフセットのみとなるそうで、
秋葉原には受付事務所が残るそうです。
 用事の方は事も無げに終わって、他に数点の買い物をして足早に帰宅する事にしました。
ともかく感染が拡大しているのに人出が5カ月前とさほど変わらない事に驚きましたが、
これは緊急事態宣言が出ていない事と、死亡者数が減っていることに関連している様です。
しかし、危険は避けねばならないので神保町の書泉グランデへ行くのは断念しました。

 

 今後の同人誌関連の活動に関しては、印刷所の都合も考えて採算がとれる冊数で一挙に
刷らなければなりません。オフセット印刷は少部数では単価が高くなるのでまとまった部
数を刷らないと回転資金が回収できません。そしてイベントが向こう1年は開かれない、
もしくはまともな開催は望めないのであれば、販売は書店かネット通販頼りになります。
 本日は池袋でサンシャイン・クリエイションという中規模イベントがあったそうです。
会場は入れ替え制で午前と午後に分けられていたそうですが、どのような結果になるかは
今後の追跡調査を待たねばなりません。


 僕の場合すでに販路はあるし、ある程度の販売数も期待できる規模になっていますので、
よほどハズレの本を作らなければこのサイクルは保てるように思えます。
 しかし、気になるのは世の中の経済的な動向が不明瞭な点です。先日の経済動向の発表
では、すでに昨年10月から景気は縮小傾向に入っていたという事で、そこへコロナ禍が
追い打ちをかけた形になりました。そんな状況で本を作って売れる物なのだろうか?と言
う不安があります。季節的に日本は夏に終戦記念日がある関係からミリタリー本の季節で
はありますが、新しい世代にとってはそんなことは関係ないかもしれません。とにかく、
アフター・コロナでは何が起るか予想しにくいのです。

 

 8月1日にようやく関東地方の梅雨明け宣言があり、例年と違って涼しい日々が続きま
した。僕が子供の頃は夏と言っても夜間は涼しく、昔に戻ったような感じがします。コロ
ナ禍の影響で商店の閉店時間が前倒しになったり経済活動が縮小した結果、排熱が減って
都市部の気温が下がらなくなる現象に歯止めが掛かっているのかもしれません。
 この傾向は世界的なものかもしれませんが、今後は地方分散になったり、省エネの方向
に動き出すのではないかと思えます。明らかに日本のコロナ禍は第二波に入っています。

 

 ワクチン開発が前倒しで今年中に間に合うのではないかという観測があり、治療薬等の
対策も進んでいて世界的に楽観的な方向に事は進んでいます。しかし、まだまだ新型コロ
ナウィルスの危険性は存在しています。世界的な経済の崩壊も徐々に進んでいます。
 同人誌の販売に関してもそうですが、良いアイディアと社会のトランスフォームでしか
この事態に対処するのは難しいと思えます。
 

 近況 43 新型コロナとBCG

2020-03-29 21:22:19 | 同人誌
桜と雪 「花見できるとは思わなかったよ。」

 先週の記事をブログに掲載した後、慌ただしくいくつもの動きがありました。
 まず東京オリンピック延期の報。それからコミックマーケット中止、上野公園の閉鎖、
国内感染者の急増、等々。一挙に事態が進展して予断を許さなくなってきました。経済に
関する打撃も深刻で、世界各国政府は巨額の対策予算を投入することを決定し、日本政府
も緊急予算を組むことを発表しました。
 このような様相となると、当然国内でのパンデミックが予想され、対策の徹底が叫ばれ
始めました。しかし新型コロナウィルスのワクチン開発は遅々として進まず、一般に使わ
れるのは一年後というWHOの声明も出てしまいました。

 その一方で、日本の感染者数が少ない理由が、日本式BCG接種(いわゆるハンコ注射)
の副次的効果で肺の免疫力の強化が残っている為ではないかという説が発表されました。
BCG接種の効果自体は15年ほどで消滅するそうですが、肺の免疫は一生残るので、それが
新型コロナウィルス予防に有効なのではないかと言うのです。これに関しては、現在臨床
試験が始まっており結果が待たれますが、あくまで予防の一助であって治療方法ではない
という事です。
 この説は、大気汚染や肺の疾患によって抵抗力の衰えた人体の感染率・死亡率が高い事
と矛盾しません。また、日本では国民皆保険制度と予防接種の無料化でBCGの接種率が高く
、二つの要因が重なって全体での感染率の低下となったと考えられます。これに加えて、
島国である日本は検疫が比較的容易で水際で抑えている効果もあるのでしょう。
 ある種の偶然と先人達の努力と現在の私達の対策が合わさって奇跡を生んでいるのです。
しかし、物事は終わってみないと分からないものです。感染者の増加は実際に起こってい
るので、この後世界や日本がどうなるかは未だ誰にもわからないのです。

 

 今後の展望としては、5月以降に感染拡大が終息するという希望は捨てたほうがいいと
思います。新型コロナウィルス自体は何度も突然変異を起こすので、2巡目3巡目の流行
が予想されるのです。決め手となるワクチン開発や治療薬の普及がなければ、未来の展望
は開けないと考えられます。 
 そこで感染社会の状況下における耐乏生活が卑近の課題となります。幸いネット環境が
ありますので、バーチャル空間における情報の流通は健在です。生活必需品の流通も一部
を除いて健在です。部屋にこもってエコノミークラス症候群になったり運動不足になる方
もいると思うので、差し付かえない範囲での運動や水分の摂取が推奨されます。この機に
今までできなかった事(室内で可能な事ですが)を始めて精神的な支えにするのも良いで
しょう。

 

 私個人としては、時間のかかる書籍の電子化を始めました。年末にオークションで落札
しておいた書籍の文章化ができるスキャナーを使って、10冊ほどをやってみたのです。
サイズや紙質が異なる本を選んで解体し、スキャナーにセットしてPDFファイル化し問題
がないかテストしました。解決できる問題とまだできない問題が出てきましたが、概ねの
所は使えると言う実感を得ました。ファイルサイズが文庫本1冊30MB程と小さいのも魅力
なので今後は1日の冊数を増やす方向で進めてみたいと思います。

 

 コミティア131に参加しました

2020-02-09 23:09:17 | 同人誌


 本日はコミティア131が開催され、4200あまりのサークル参加がありました。今回は
新刊がなかった事とコロナウィルス騒動で売り上げは期待できませんでしたが、この後の
イベントが春まで無い等の理由で参加を決めました。過去の2月のイベントの収支を見て
みると売り上げは低く全く期待できませんでしたが、印刷物の受け渡しの関係もあったの
です。
 私がいつもお世話になっている共進印刷さんは、特定のイベントや書店へ無料で搬送す
るサービスをしているのですが、自宅へ送ろうとすると送料がかかってしまいます。それ
でイベントで売れる数と持ち帰れる数を考えて、搬入数を設定するのです。
 今回の場合、売れたとしても数十冊しか見込まれませんがそれの数倍の在庫はカートで
持ち帰り可能なので、そのように手配しました。もちろん、各本のページ数によって冊数
は変わりますし、当日の天候が悪ければカートで持ち帰るのは困難になります。今まで雨
に降られた事はなかったのですが、そういう時は宅急便に頼らないと本を破損してしまう
でしょう。



 コミケでは予想外に大量に売れたので帰りの荷物がなくなって楽だった事が多いのです
が、これは在庫の数を甘く見通していたという事でもあります。家に置いておける在庫の
数を最大にとって印刷数をできるだけ多く考えれば単価を下げることができます。つまり、
カートで持ち帰ることが可能な量と一回のイベントで売れる最大量の合計が一回の印刷で
刷れる数の上限という事になります。それに加えて新刊の場合は書店へ引き取ってもらえ
る場合があるので、その冊数×店舗数が上乗せされます。
 それで考えても一回の印刷数が1000冊に届かないのが今のところの私の現状です。印刷
の間隔は今回は2カ月でしたが、新刊を作らないと(販売数が減るので)この間隔は長く
なります。イベントでは即日収入になりますが、書店では2カ月後とか半年に一度の支払
いがあり、タイミングが悪いと必要な時に必要量が印刷できません。イベントの場合、事
前に参加費用の振り込みがあり会場への交通費も発生しますが、書店だとこれが振込手数
料(数100円)だけで済んでしまいます。
 十分な準備資金でもあればこんな苦労はいらないのですが、まあ、これが儲けを度外視
した上で規模拡大を図る同人誌の実情ではないかと思います。



 テレビやネットでコロナウィルスのニュースを聞いていると、信じられないような悲惨
なニュースが多く、日本は今は良くても4月~5月ごろにはどうなっているのか全く予想
が付きません。コミケはもちろんオリンピックも開催が危ぶまれるのではないかという噂
がちらほら聞かれます。
 市内のどの店でもマスクを売っている店舗は皆無になりました。なんでも転売で儲けて
いる不届き者がいるそうで、時流を感じて買いに走った人が多くいるせいもあると思いま
す。かつてのオイルショックの時のトイレットペーパーを思い出しますが、実態とパニッ
クによる動きには大きな開きがあるものです。
 しかし、果たして日本はこの事態を無事に乗り越えられるのか?という疑問と、自分は
どうしたらいいのかという考えがあります。(幸いマスクは仕事用に買ってあった残りが
一箱ありました。)この機会に出歩くのを避けて荷造りに専念した方が得策かも知れませ
ん。



 そして、このような騒ぎになっているにもかかわらず、咳をわざわざ吐き掛ける人がい
ます。どういう常識の無さなのか現状認識が甘いのか、それはどうでもいい事で、こっち
を巻き込まないで欲しい。死ぬなり苦しむのであれば勝手にどうぞ。ネットでは半ば自棄
になって周囲に唾を吐く感染者と思われる外国人の映像を見かけますが、こういう時の人
間ほど恐ろしいものはないと思います。日本ではまだ病院が正常に動いているのですから、
本当に咳が出るのであれば周囲への迷惑を考えて一刻も早く掛かるべきです。
 どうもこういう人たちと私の間には何かの誤解があるようですが、それは半ば仕組まれ
たミスリードである疑いがあります。
 



戦車砲塔の本と戦車サスペンション百科について

2020-01-26 23:23:50 | 同人誌


 先年末のコミケで在庫が全て掃けてしまったので1月中に増刷となりました。予定では
1月と2月に分けて増刷するつもりでしたが、書店の在庫が次々に無くなっていったので
前倒しすることになったのです。戦車砲塔の本は既に各書店へ配本しましたがサス本に関
しては今月末以降となります。
 今回の増刷で印刷費用の上昇による価格改定を行いました。戦車砲塔の本は販売価格を
100円上げ600円とさせていただきました。戦車サスペンション百科に関してはページ数を
4ページ減らす事で対処し価格は据え置きとしました。削除したページはコミックで元々
はオマケのページなので資料的な価値はなくオミットしても問題はないと思います。



 サス本は初版から1年が経ち販売数も半減しましたがいまだに良く売れています。回転
資金の問題は解決したので今後も定期的な増刷はできますが、新刊を作ろうとすればその
たびにまとまった資金を用意しなければならないという問題が分ってきました。
 今まで販売によって得た利益を回転資金へ回すと言う方法によって規模を拡大して来た
訳ですが、この方法では物理的な限界が来る事が予想されます。つまり印刷した本を書店
やイベントへ運ぶ方法が自力か宅急便にするかの問題です。
 自力で運ぶにしても量的な制限があり、宅急便ではその度に送料がかかるので、やはり
限界があります。電子書籍への転換も考えてみましたが、戦車サスペンションの本のⅠの
電子書籍版はほとんど売れていない状態です。
 するとネット販売で注文毎に印刷するオンデマンド形式への移行が合理的となりますが、
それで果たして上手く行くのか不透明な状態です。しばらくは販売量を注視して検討して
行こうと思います。