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T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

戦車砲塔の本と戦車サスペンション百科について

2020-01-26 23:23:50 | 同人誌


 先年末のコミケで在庫が全て掃けてしまったので1月中に増刷となりました。予定では
1月と2月に分けて増刷するつもりでしたが、書店の在庫が次々に無くなっていったので
前倒しすることになったのです。戦車砲塔の本は既に各書店へ配本しましたがサス本に関
しては今月末以降となります。
 今回の増刷で印刷費用の上昇による価格改定を行いました。戦車砲塔の本は販売価格を
100円上げ600円とさせていただきました。戦車サスペンション百科に関してはページ数を
4ページ減らす事で対処し価格は据え置きとしました。削除したページはコミックで元々
はオマケのページなので資料的な価値はなくオミットしても問題はないと思います。



 サス本は初版から1年が経ち販売数も半減しましたがいまだに良く売れています。回転
資金の問題は解決したので今後も定期的な増刷はできますが、新刊を作ろうとすればその
たびにまとまった資金を用意しなければならないという問題が分ってきました。
 今まで販売によって得た利益を回転資金へ回すと言う方法によって規模を拡大して来た
訳ですが、この方法では物理的な限界が来る事が予想されます。つまり印刷した本を書店
やイベントへ運ぶ方法が自力か宅急便にするかの問題です。
 自力で運ぶにしても量的な制限があり、宅急便ではその度に送料がかかるので、やはり
限界があります。電子書籍への転換も考えてみましたが、戦車サスペンションの本のⅠの
電子書籍版はほとんど売れていない状態です。
 するとネット販売で注文毎に印刷するオンデマンド形式への移行が合理的となりますが、
それで果たして上手く行くのか不透明な状態です。しばらくは販売量を注視して検討して
行こうと思います。

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 コミックマーケット97に参加しました

2019-12-31 23:12:23 | 同人誌

  
 本日はコミックマーケット97の4日目が開催され、1日につき19万人の来場者で賑
わいました。前日の雨が上がって天候も申し分なく、気温も17℃という好条件で大晦日
にもかかわらず大盛況となりました。みなさんお疲れさまでした。
 序盤はまったりとしていましたが、それぞれの目当ての本を入手した人たちがこちらに
来たようで、1時間たったころから次第に忙しくなりだしました。12時を回る事頃には
半分以上が売れて、サスペンション百科は完売しました。すでに刊行してから1年たって
いるので、それほど売れないと考えていたのですが、衰えはなかったという事になります。
 その後戦車砲塔の本も1時過ぎに完売し店仕舞いとなりました。今回サイコパス読本は
10部が売れ、以前の個人誌「C4」も再版しましたが売れたのは数冊でした。内容はSFロボ
の設定本で初のPC作画本でした。4年ほどかけて50部が売れたので今回ページを増やして
再版したのです。本来僕はその方向の個人誌を出したいと常々考えているので、その布石
として売れる売れないは関係なく再版しました。

登りの中にLED。効果はあまりなかった。

 戦車砲塔の本は年始早々にも再増版しますが、価格に関して再考が必要になりました。
イベント販売価格は利便性を考えて1000円や500円が良いのですが、店頭価格はそれ+αに
しなければなりません。長期的に考えて消費増税の影響とイベント価格の上昇をどこかで
償却しないと無理が出るのです。それは個人で一度に扱える本の量と関連があります。今
以上に印刷数を増やすと送料が発生して、単価を減らしても相殺する恐れがあるからです。
 送料を織り込んで採算がとれるようにするには、恐らく1000冊単位くらいの思い切った
増刷が必要ですが、今の僕の経済力では手に余りますし、売れなければ話になりません。
そこで今の規模での安定供給を考えると100円ほどの値上げしかない様に思うのです。



 2時頃になってもお客の流入は衰えず、まだ売れる要素はあったのですが年末ということ
で早々に切り上げて会場をあとにしました。その後秋葉原・浅草と買い物をして帰宅しま
した。帰宅するころには冷風が吹き荒れる例年並みの状態となり、初もうでは明けて落ち
着いてからにすることにしました。どうにも今年は年末という感じがしませんが、久しぶ
りに明るい年始となりそうです。



 コミックマーケットは来年、東京オリンピック開催の影響で夏の回を春に前倒して開催
します。各所で混乱があって、来年がどうなるか不安がありますが、これはチャンスであ
るとも言えます。その為に無理をして戦車砲塔の本を作ったので今後も慎重に同人誌活動
を続けていきたいと思います。

 今年の概観に関しては頁をあらためます。
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 戦車砲塔の本に関して

2019-12-25 23:19:02 | 同人誌

 おかげさまで第二刷を終え、各書店へ配布を終えました。先日、外国からメールが来て
砲塔への動力伝達に関して分からない点があると言う個人的な質問をいただきました。
 機械翻訳をしてい為か文章がたどたどしく、本の内容と重複した質問だったので、まだ
全文を読めていないと推測されました。そこでその点を指摘した上でラフ画を描いて要
点を説明しました。
 その後、メカ的な事は分かったもののコードで直接通電した時の砲塔の回転に関して疑
問があるようだったので私見を述べておきました。その内容は以下の通りです。

 コードで電力を供給することに関して資料は探さなかった。
 電源コードは2・3回ねじっても支障がなく、砲塔を逆に回しねじれを戻したと思える。
 コードがねじれた場合、取り外してねじれを戻し再び取り付けるのは難しくない。



 油圧に関してはモーターブーフの図解を参照にしましたが、電気の方は私の推測です。
電極の両方を図示していますが、自転車などでは車体をアースにして電線を一本で済ませ
ているので、現実の所は部品図を見つけないと分かりません。しかし概ねこういうメカで
電気を流していると思います。
 必要ならこの図をクリンナップして第三刷に掲載します。

虎の穴「戦車サスペンション百科」のオンライン販売
メロンブックス「戦車砲塔の本」のオンライン販売
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コミティア130に参加しました

2019-11-24 23:23:17 | 同人誌


 本日は、コミティア130が開催され4500サークルが参加しました。私も新刊とコピー
誌を作ってサークル参加しました。今回はコミティアとしては珍しく角に近い場所に配置
されましたが、どうやらイベントの本命の男性向け漫画は4Fスペースらしく、出だしは
まばらな感じでした。その上私は入稿後から風邪気味でどうにも振るいません。大きな声
を出そうとすればせき込むといった具合で呼び込みの声も恐る恐るでした。幸い熱とか鼻
水は出ないので、静かに座っていれば何ともありませんでしたが。
 入稿に間に合わせるために自分としてはかなり無理をしたせいで、脱稿後は力尽きてし
まった感じです。齢とともに徹夜はやり辛くなっていますね。しかしPCによる原稿製作
はかなり慣れた感じになってきて、スピードアップに貢献しています。今年タブレットへ
の転換を図ったのですが、今回ようやくスタライズペンでの着色作業まで一貫して行う機
会を得ました。まだ主線をペンでやるところまでは行きませんが、今回の様にスピーディ
ーに作業できるのであれば是非やってみたいものです。



 ただ、気になったのはペン先とカーソルの間に1~2mmのずれがある所です。ツールの
選択にしても注意しないと隣のツールを選んでしまいます。線を引くとなれば当然障害に
なってくるはずです。これは設定でずらすか慣れるかするしかないのですが、ペン先とカ
ーソルが完全に一致した場合、返って見づらいのではないかという懸念もあります。
 ペンタブレットを使うとこの点は完全にクリヤーで、画面を手やペンで隠してしまうと
いう事もありません。こればかりはやってみて出来ればそれでOKという事になりそうです。


 今回、脱稿後に腹が膨れる症状がまた出て、一体何の異常なのか警戒しています。今ま
でも何度かこういう症状があって、最近では春の花見の時にあったきりだったんですが、
疲れがたまったせいか同じ症状が出たのです。なぜか胃にガスが溜まるらしく、げっぷが
ひんぱんに出ます。裸になってみると腹が膨れているのが分りました。
 食べ物のせいなのか、内臓の異常なのか。自分であれこれ考える前に病院に行って相談
してみるのが無難かもしれません。


 新刊「戦車砲塔の本」の売れ行き自体はまあまあで、他の書店への配布分で初版の在庫
は掃けてしまいました。手直しの後に直ちに再版しますが、時期は12月にずれ込みそう
です。初版は今回のイベント用と虎の穴様用および秋葉原書泉ブックタワー分です。第二
版は神保町書泉グランデ用とメロンブック様用を予定しています。
 戦車サスペンション百科の売れ行きもまだ続くようなので、まだしばらくは重版する予
定でいます。単価が高いのでまとまった量を刷るとかなりの金額になってしまいますが、
短期間で売れるのであれば投資の意義があります。
 サイコパス読本は今回で四刷目になります。毎回10部程コピーで刷って7~8冊売れ
ています。今回は配布3を含めて8冊でした。表紙に特別な紙を使うと、その分がコピー
代100円に上乗せになるので毎回赤字になります。しかしこれは自分の発言の機会だと
思って割り切っています。
 


 今年もあと一か月になってラストスパートですが、年明けにもいろいろやる事があるの
でラストとはいきません。走り続けるしかないのですね。ゴールはと言うと来年予定して
いる引っ越しですが、先行きはまだ不透明です。
  
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    コミックマーケット96に参加しました

2019-08-12 23:51:01 | 同人誌



 本日はコミックマーケット96四日目が開催され、会場は多くの参加者で賑わいました。
私もコピー誌で新刊を作り参加しました。既にご存知の通り東京オリンピックに伴う会場
の都合で今年は4日間に分かれての開催となりましたが、大きな混乱もなく、最終日は暑
さもやや和らいでそこそこのコンディションとなりました。
 私はと言うと、夜勤も2年目ですっかり夜型となっていたので、時間を調整していたの
ですが暑さで寝苦しい夜ということもあって上手く行きませんでした。前日までコピー誌
の編集と印刷をしていましたが、今回の本は全精力を傾けるようなものでもなく、諸々の
事情から準備段階から上手く行っていなかったと言う事もあります。しかしコピー誌とし
ては多めの50部(16P)を刷り、100円で販売し、完売しました。

>

 体調は良かったものの暑さと持ち込んだ本の重さがのしかかり、売り場から一歩も動く
事ができませんでした。時間調整そのものは上手く行って、7:30開場の後8:00に入場して
10:00開始にはすべての準備は整いました。
 売上はそこそこの物で前回ほどではありませんでしたが戦車サスペンション百科の在庫
はほぼなくなりました。戦車サスペンションの本Ⅲの在庫は結構のこってしまい、帰りは
ちいさな段ボールに1個分を持ち帰る事になりました。意図的に総集編の制作を前倒しし
たのだから致し方ない所ですが、今後はこれの処分の仕方を考えねばなりません。
 コピー誌はセブンイレブンのコピー機で裏表印刷したのですが、ほぼ機械まかせで出来
の良い物が完成しました。どこの店舗でも何時でも作業出来て、時間もそれほど係らない
という利点があり、イベント当日の朝にはサイコパス読本も7部刷りました。そして、こ
ちらも100円で販売して完売できました。



 さてこれから先の同人活動ですが、ますます分からなくなってきました。移転は優先し
たいのですが同人誌をほっておけば売れ行きは下がるばかりです。漫画も描きたいのです
が、普通に描いてもほぼ相手にされないことも分かっています。



 何か打開策を探る必要があります。
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五月祭へ行きました

2019-05-19 23:03:40 | 同人誌



 本日は東京大学五月祭が開かれていたので足を運びました。
 昨日腹を壊して下り気味だったので止めようと思っていたのですが、書泉ブックタワー
さんから戦車サスペンション百科の追加納入のメールが来たので、本を持って行った帰り
に寄ってみました。
 前回行ったのは2年前だと思ったのですが、終わる間際だったので満足に回れなかった
のを覚えています。今回も結局2時間しか会場にいなかったのですが、本を配布する目的
は果たせました。

バイクエンジンのカートにターボ
鳥に詳しい学生に聞いたところアオサギと言っていた近所の鳥。

 一昨年まで積極的に学際へ足を運んでいた理由の一つがモチベーションを上げるためで
した。同人活動を再開する切っ掛けをつかむためには、若者の旺盛な制作意欲に触れる必
要があったのです。現在、私の同人活動は一つのピークを迎え、ターニングポイントに来
ています。書店での売り上げは現在も好調ですが、新刊を作らないといつまでも続くもの
でもありません。アンチ活動をする某の妨害に打ち勝って一応の成功を遂げた訳ですが、
今後の自分の進路はどうかと言えば今もって不透明です。
 移転すれば某の妨害から逃られるかと言えば、そういう希望は全くありません。とに
かく情報がなく正体がつかめないからです。ただ、この人物が何らかのパーソナリティー
障害を抱えていることはほぼ確定できました。それが一人でもグループでも同じような物
です。したがって対策としては正体を特定して法的な手段を講じないと止められないと言
う従来からの考え方は変わっていません。



 今回のコミティアの落選の件は特殊な例ではなく、オリンピックに伴う大会会場の制限
が続く限り、次回も他のイベントでもあり得ることです。と言う事は最悪今年はもうイベ
ントに出られないと言う事だって有りうるわけで、否応なく書店やネット販売へ重点を移
さなければならないかも知れません。しかし今以上に出店を増やすと毎月の様々な手続き
も増えてしまって収拾がつかなくなる恐れがあります。
 特にミリタリー関連のメカ本はコミックが不調だった為の苦肉の策だったのに、今では
活動のほとんどを占めてしまっています。コミックの作成を目指した当初の目的がそれて
しまって、ちょっと本末転倒な気がします。

 昨日から荷造りを再開して、まず冬物を片付けスペースを少し広くしました。感触とし
て感じたのは、まだ物が多く処分しないと荷造りが終わらないと言う事です。大体6月い
っぱいで見通しが立って夏の間に荷造りが完了するという予定を立てています。力仕事に
費やす時間に制限があり、いくら頑張っても一日中荷造りする訳にもいきません、そこで
その間、余裕があれば新刊の制作を平行させるつもりでいます。



 また、夜勤の影響で起きだして活動するのが午後からになっており自転車での遠出が難
しくなっています。行って帰ってくるなら明るいうちに30km以上走れるのですが、何
もせずに走るだけと言うのも虚しいもので、買い物したり食事したりしてしまいます。
 自転車の状態は安定しているので、思い切った遠出は引っ越し後になりそうです。
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コミティア127に参加しました

2019-02-17 22:04:16 | 同人誌


 本日はコミティア127が開催され、4000余りのサークル参加がありました。私は戦車
サスペンション百科を印刷所から会場に搬入し、他に少数冊を自宅から持っていきました。
 去年の上旬は大変な不作だったこともあり、2月のイベントではほとんど売り上げが期
待できなかったので、それを見越して戦車サスペンション百科の制作を前倒しした経緯が
あります。これが図に当たったのか今までのサス百科の売り上げと店舗納入分を合わせる
と300冊を超える成功となりました。この短期間に¥1000の本がこれだけの数はけてしまう
のは初めての事で、前倒しは成功だったと思えます。



 今回のイベントでは。印刷所から来たサス百科の一部を虎の穴へ転送する事と、受け取
った残りを持って書店回りをして欠品していたら補充する目的がありました。イベントで
の売り上げ自体は売れてもせいぜい30~20冊程とみていましたが、書店での売り上げ
は好調で虎の穴では一昨日辺りで品切れとなっていました。



 コミティアではミリタリーやメカの区分がなく、それらは別の分野での参加となり会場
全体に拡散してしまっています。ミリタリー関連の販売としてはあまり魅力的とは言えな
いイベントになってしまいましたが、貴重なオリジナル・オンリーイベントであることに
は変わりありません。しかし、せめて同じ傾向のサークルが固まっていればあいさつ回り
もやりやすいのですが、広い会場全体に散らばってしまったのではおいそれと店を空ける
訳にもいきません。それは買う側にしても同じことでミリタリー系サークルが固まってい
た方が便利な事は言うまでもありません。



 そんな訳でミリタリー系のサークルにとってコミティアは誠に過ごしにくいイベントと
なった訳ですが、本自体が売れない訳ではない事はこれまでの経過からはっきりしました。
もし、昨年と同じ流れが今年も再現されるとなると、5月のイベントに新刊を出せばそこ
そこの反響があるはずです。しかし去年の様に編集中の内容が漏洩してしまったのでは努
力の成果も半減してしまいます。また、今年は移転をしなければならないので、これまで
のようなペースで新刊を作るのは難しいと思えます。
 今後は一旦移転に注力して、その後に新刊を作る流れになりそうです。
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戦車サスペンション百科の販売について

2019-02-03 23:00:28 | 同人誌

 既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、コミック虎の穴の店舗及び通販サイトに
おきまして「戦車サスペンション百科」の販売を行っております。また、本日から書泉の
秋葉原ブックタワーと神保町グランデにおいても販売を開始いたしました。
 御用命のお方は是非ご来店ください。

「戦車サスペンション百科」のオンライン販売
「戦車サスペンションの本Ⅲ」のオンライン販売
  ────────────────────────────────────

 ディアトロフ峠事件に関して進展があったようです。ロシア最高検察庁が昨年9月から
再捜査を開始している旨を発表しました。その原因に関して自然現象に関する3件に絞り、
人為的な犯罪に関しては証拠がなく完全に排除されているとのことです。
 話題になったヘアピン渦に関しては検索すると日本の研究所が以前から詳しく究明して
いるサイトが見つかるので、関心のある方は検索されるとよいでしょう。

柳岡・末永研究室 研究室紹介2018 (乱流編)
────────────────────────────────────

 イカリエXB-1の日本版のレンタルが始まったので見てみました。セリフが分かって新た
に発見できた部分としては、地球文明よりはるかに進んだ文明からのコンタクトが描かれ
ていて、その後のSF映画に大きな影響があったという部分でしょう。
 古い70年代~90年代くらいのSFや特撮に影響があるので、ああこの部分はあれの元
になったのかも、という見方も面白いと思います。
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コミック・マーケット95に参加しました

2018-12-31 21:16:05 | 同人誌


 本日はコミックマーケット95の3日目が開催され、私も新刊を作って参加しました。
新刊と言っても戦車サスペンションの本のⅠ~Ⅲをまとめて「戦車サスペンション百科」
と名を改めた本を作ったのです。サス本は当初、350円でイベント販売していましたが、
採算ラインギリギリで書店での販売を切っ掛けに500円+税とし、コミケでは参加費用が
高いこともあって400円としていました。サス百科は三冊を一冊にまとめた上で1000円と
かなり割安感のある価格設定ですが、それぞれのサス本に重複しているページ(表紙や
目次・前書き後書き付録)を一つにした分が浮いて、90ページに収まるという目論み
がありました。
 印刷の関連で8の倍数である88ページと言う事になり、目次を見開きにして各章に
扉を挿入したために、実際には省略する記事も出てきました。コミックのStopGapと戦車
に直接関係のないシトロエンの見開きを省き、代わりに日本戦車に関する追加研究を数
ページ挿入し、記事を組み替えたり文字サイズを詰めたり、工夫を重ねてなんとか形に
する事が出来ました。
 記事の組み替えによって、一つの話題をできるだけ見開きで閲覧できるようにした他、
時系列的に無理のない流れと国別記事の集中を心掛けたのですが、凡ミスがかなりあっ
て少し残念な出来になってしまいました。



 初版とあって、書店納入分も見越して少し多めに刷ったつもりでしたが、昼過ぎ頃に
はあっさりと完売してしまい、まだ売れる勢いだったのは驚きました。毎回、「コミケ
ってすごいわー」「コミケって怖いわー」という感想しかない圧倒的な物量です。初版
にはコミックをコピーのペーパーで挟むと言う事をしていますが、今回は4ページに増
量して挟むことにしました。しかし時間が押して作業と売り手の競争になり、最後には
間に合わなくなってしまってお客さんに待たせる始末です。売れ数のカウントも、パソ
コンを開いていると作業スペースがなくなるので手描きの正の字で対処しました。
 帰りに書泉ブックタワーさんによって見本誌を届け、すぐに発注を受けたので年明け
早々に増刷します。御迷惑をかけた方々申し訳ありませんでした。ブースに寄って下さ
った方、又本を手に取って下さった方々、そして買って下さった方々、ありがとうござ
いました。今後ともT.N.T.SHOWをよろしくお願いいたします。



 新刊は良く売れたものの、既刊のサス本Ⅲは程々の売れ行きしかなく、総集編が横に
ある関係もあってⅢはいらないけどサス百科を買う判断の方がずっと多かった印象です。
Ⅰを電子書籍化し、Ⅱを廃刊してサス百科に吸収させ、Ⅲの販売を来年いっぱい続ける
という戦略ですが、Ⅲの在庫が一年で無くなってくれるかどうかは神のみぞ知ると言う
ところかもしれません。ところが今回、関西から来たらしき年配の方が、机に出ている
分だけ売ってくれと驚くべき注文をされ、さらにもう一回やって来て同じだけ買って行
かれるという夢のような場面に出くわしました。私にとっての福の神様です。彼は、そ
の本を他の仲間に持って行って代金をもらうような事を言っておられましたが、一体ど
ういった素性の方なのか…失礼に当たるので訪ねませんでしたが、まことに貴重な体験
となったのでした。
 こうした幸運やハプニングは別にして、実力で本を売るにはこれからも何らかの形で
軍関連の解説本を継続する必要があります。一方でコミックにも力を入れていきたいと
いう考えに変化はありません。そうなると、おのずとミリタリー関連のコミックへと舵
を切らざるを得ないのではないか?と思えてきました。これに関してはまだインスピレ
ーションの域を出ていないので、実現するには具体的な方策を考えなければいけません。



 今年は何かと忙しい年でしたが、来年はどうなるのでしょうか?今年の概観に関して
は項を改めます。
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 近況 36 コミティアの参加に関して

2018-11-25 21:48:35 | 同人誌
 


 本日はCOMITIA126が開催されたそうですが、私は参加しませんでした。前回の夏のコミ
ティアもコミケの直後となるので申し込みしなかったのですが、今回は移転がどうなるか
わからなかったので見合わせました。移転に関しては前にも書いた通り仕事との兼ね合い
が難しく、会社が新しい人材を増やした効果がようやく出始めたので、来年前半を目指し
て動き出しそうです。幸い首の症状は無理をしなければ安定しています。
 これに伴い次回の参加に関しても不透明な情勢となっていますが、できるだけ参加の方
向で行きたいと考えています。



 コミティアの参加に関しては私のコミック関連の同人の失敗が根本的な要因としてあり、
本が出来ないのに参加するとかしないとか言うのは本末転倒だと考えています。現在の所
戦車サスペンションの本に多くを費やしすぎていて、こちらを収拾しなくてはコミックは
いい加減なものにしかならないと思います。そこで来年には三冊を一冊に一本化して手間
が掛からないようにするとともに、コミックの制作へ移行する予定です。



 コミックの制作に関しては、これを邪魔するアンチ行動をする者との関係があり、簡単
に再始動とは行かないと思います。しかし、こちらに落ち度もないのに向こう側の都合で
趣味の領域まで制限を課してくると言うのは今の時代に流行らない思想統制みたいなもの
だと思います。これを犯罪とは思わない世間もどうにかしているとは思いますが、その辺
がいい加減なのが日本の社会の悪いところなんでしょう。



 2週間ほど風邪が長引いていますが、もうじき全快するようなので生活習慣も改善の方
向へ持っていきたいところです。短い秋の期間が半分つぶれてしまって色々やりたかった
予定がふいになってしまいましたが、年末までには片づけたいと思います。
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