音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

現代の出家

2015-10-12 12:10:01 | 民族楽器
今日は休日のはずですが、仕事があるので一応出かけました。途中の小さな川に亀が3匹、カモが26羽いました。渡りを前にしてカモが集まってきたのでしょうか。鶴だったら非常にめでたい構図だったのですが。今月は演奏しませんが、11月は2回、12月1回琵琶を弾く予定です。1月、3月にもある予定で、珍しく忙しいです。今は、来月の舞踊劇の練習や、色々な準備で忙しいです。元々、私は一人でやってきたので、団体で何かするのは余り慣れていません。特に、皆で予定を合わせるというのが大変です。出演予定があると、少しは練習に身が入ります。そんな事ではいけないのですが、段々と練習するのが億劫になり、時間つぶしが増えてきています。気力を入れないと練習ができなくなってきました。楽器も修理しかけのものがいくつも転がっています。最近、シンプルライフというか、物を所有しない生活というのが見直されてきているようです。音楽を聴くにしても、昔はレコードやCDを所有しなくては聴けませんでした。本を読むにしても、読みたい本は自分で買って、蔵書として所有していました。今は、音楽はダウンロードして簡単に聴けるようになっていますし、本も電子書籍という形が出てきています。冷蔵庫がなくても、コンビニは24時間開いています。何かあればレンタルというものもあります。そういう便利な世の中になると所有していなくても生活していけるようです。そうすると、場所の移動が簡単になり、自由な生活がしやすくなるようです。いいなと思うけど、私にはできそうにありません。物の山の中で生きていくのでしょう。物を所有していても、それにとらわれなければよいのでしょうが、それは中々難しいようです。ある意味では、現代の出家のようなものでしょうか。
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