音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

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2021-06-07 10:08:44 | 民族楽器
昨日から、民族学博物館の音楽の祭日のネット配信が始まりました。いつもは会場で見ていた人達も登場しているので、見るのが楽しみです。私の動画だけが生活感丸出しで少し恥ずかしいです。仕事の一部がテレワークになって、音楽を聴きながら仕事をすることが増えました。今まで見なかったような動画を見るようになりましたが、面白いものがいくらでもあるので喜んでします。民族楽器を使ってジャズをやっているグループを見つけましたが、これは本当に民族楽器を使いこなしてジャズをしているのですごいです。また、トルコがギリシャの辺のグループで色々な民族楽器を使ったオリジナル曲をやっており、映像が自然や遺跡をドローンで撮影しているようでこれも感激しています。私はそれ程海外に行ってはいませんが、行った中ではトルコが最高でした。古代遺跡がまさにゴロゴロという感じでその中に入り、手で触ることもできます。人も暖かく、食べ物もおいしく、音楽も好きだし、楽器も豊富で最高でした。もう三十年以上前のことで今とは事情が違うでしょうが。このコロナ騒動で世界が遠くなってしまいました。例え動画であっても、音楽を聴きながら景色を眺めたいものです。景色については臨場感には欠けますが、細かいところも見れ、また俯瞰的な視点からも見ることができるのは利点です。今まで、このような資料は個人で所有しなければ見たり、聴いたりすることができませんでしたが、今では動画などで簡単に聴取できます。私自身かなりたくさんの資料を持っていますが、今は持て余しています。中々断捨離できず困っています。今の若い人はそのような所有欲というのが少ないようです。文化が変わったということなのでしょう。私などはまだ情報というものを上手く利用できず、物に頼ってしまっています。少ない情報から自分の好きなものを見つけて貯めてゆくようなことをしてきましたが、今は溢れるような情報から自分に必要なものを選別しなくてはいけない世の中になってしまいました。固定された物では情報も古くなってしまいます。情報は流動的なもので、絶えず更新してゆかないと価値が下がってしまいます。新しいことがすべて正しいという訳ではないでしょうから、自分なりに取捨選択してゆかねばなりません。
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