音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

ギリシャその1

2018-03-28 11:42:22 | 民族楽器
先週の水曜日から1週間ギリシャに行ってきました。子供がメテオラというところに行きたいとのことで行ってきたのです。妻はギリシャの政情が不安とのことで留守番をしていました。昨晩帰ってきたばかりなので、まだうとうとしていますが、今日からは仕事なので呆けたことも言ってはおられません。個人旅行で行ったので、少し緊張しましたが、何もなく無事に帰国できました。やはり向こうも中国の人が多かったです。おばさんたちは、皆がサングラスをかけ、自取り棒を持ち、大声でしゃべりながら歩いていました。若い人たちは二人か、家族連れで個人旅行のような感じが多かったです。日本人に比べ、中国人は余りものおじしない人が多いように思います。自由に行動できる日が3日間しかなく、その3日間で、メテオラとサントリーニ島を見物しました。メテオラは北部にあり、アテネから電車で5時間以上かかります。ギリシャの電車は停車時間の長いところがあり、それが正常なのか異常なのか分かりませんでしたが、行きは20分程、帰りは40分ほど遅れました。直通電車は1日1往復しかありません。午後に着いて、4時間程の間に観光をして戻ってきたら、乗ってきた電車がそのまま止まっていて、それで帰るようになっていました。乗ろうとしたらまだ掃除中で朝残してあったゴミがそのまま残っていました。おばさんが一人で時間をかけて全車両を掃除しているようでした。メテオラは石灰岩なのでしょうか、大きな柱のようなものが林立しており、その上に修道院が建っています。それを麓のほうから登ってゆくというかなりハードな参拝です。タクシーのガイド付きで行きましたが、そうしないと日帰りでは見れません。3か所見学したので、かなりの運動になりました。ギリシャはギリシャ正教ですが、イコンと呼ばれる聖絵や壁画が至る所に描かれていて、すばらしかったです。殉教に関する絵が多く、首を切られたり、逆さづりその他の生々しい場面が描かれていました。食事は昼・夜とも電車の中で食べました。食堂車もあるのですが、お菓子程度しかないので、事前にテイクアウトのものを買っておきました。ギリシャの音楽は、トルコ音楽に近い感じで、民族楽器のブズキが伴奏によく使われているようで、聴きやすい感じの曲が多かったです。スリ・置き引き・カッパライは至る所にいるとのことで、どこにいても注意していました。結局は被害にあわず助かりました。メテオラに関しては、往復の電車と向こうでのタクシーの手配をしてもらっただけなので、アテネ駅まで、地下鉄で行ったりするのは自分たちでしなくてはならないので少し緊張しましたが、それもよい思い出になりました。
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