Kou Farm

畑の話と日々の雑談

西郷どん で勝手に妄想

2018-12-06 20:06:48 | 日々の事
西郷どん いよいよ佳境
何故あの件を取り上げない とか 作りすぎてないか とかブツブツ言いながら見てる
そりゃそうだ これはドラマ(笑)

お百姓を始めてから どういう訳か近現代史に興味が湧いてしまった
最初は作物と食文化についてだったのだが ついつい脱線してしまう
知っていくにつれ第二次大戦(太平洋戦争)を境に 断絶の様なモノを感じていて
それは何なんだろうと つねずね思っていた
素人の好奇心なので勝手な妄想でしかないのですが

武士幻想

西郷どん を見ていて薄っすらと浮かんできた
武士と言っても 鎌倉期 戦国期 江戸期 それぞれ違うそうで
素人の僕なんかがイメージするのは江戸期のそれ
主君のためには命もいらず 恥をかくなら死を選ぶ
潔さの究極と言っていい
しかし一方で 命を懸ける対象によっては とんでもない事になりはしないか
また 表面だけを似せて 実は不満 ストレスの感情的な暴発にすぎないとか
考えてみれば 危うさも内包している様に思う

今は 社長が恥をかかされたから部下が47人で 討ち入りする事もない
仕事で失敗したから 自宅で腹を切る事も一般的には無い(例外がある事は承知してますが)
責任を平然と自らの死であがなう というのは やはり凄すぎて尋常の精神とは思われない

明治維新は武士の革命と言われ ある意味奇跡の様な出来事だと言われますが
日中戦争から太平洋戦争を起こす因子も そこに在ったのではと思えてしまいます
禍福はあざなえる縄の様と言われますが それは歴史にも当てはまるのかもしれません

そして感じていた断絶も 因果の中での必然で 繋がっている事が分かってきました

さりとて 数百年磨き抜かれてきた 武士的精神 はやはり世界に誇れるモノだと思う
僕も それにあやかりたいと思うが・・何せフニャフニャなもので・・(笑)
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