Kou Farm

畑の話と日々の雑談

旬を食べる

2016-05-04 17:57:32 | 日々の事
育苗ハウスのパイプ組み立てを始めました

地面の水平をとるのに 思いのほか時間がかかってしまいましたが
まぁ ボチボチやってます


しかし なんですなぁ~
わらび たけのこ うど などなど 旬の山菜が溢れてる
どれも買ったわけじゃない あっちこっちからやってくる
田舎暮らしのいい所なのですが・・正直 食べきれない(笑)
都市部で生活する人には信じられないかもしれませんね

すべて母の知合いからです 
誰かが たけのこを沢山もらう 食べきれないから友達にあげる 友達も知り合いからもらってたりすると
それを別の友達にまわす こうして採りたてのたけのこが拡散する(笑)

ここ(高萩)では昔からそうです 昔から住んでる人ほど知り合いも多く 無償で行き来する物産も多い
なのですが・・帰ってきて気ずいたのは ここも例外なく一次産業従事者の高齢化 減少化が進んでいる事
あと10年も経たないうちに たけのこは山に採りに行くか スーパーで買うようになるかもしれません

一次産業の後継者不足 市からの人口流失
難しく考えなくとも分かる事なのですが たけのこが食べれなくとも死ぬわけじゃなし
眉間にしわを寄せて悩むような問題じゃない

が・・

わらびもたけのこも 突然生えてくるわけじゃない 竹林や山に人が手をいれて
沢山採れたり 美味しかったりする訳です

それが無くなれば ただの荒れ地です 買い手がつけば造成されて宅地になるかもしれませんが
綺麗な景観は無くなるかもしれません

この街の魅力 あるいは特徴は 自然の中に日常がある事だと思います
そんな環境が人の精神に与える影響は 少なからずある訳で
それが その地域の風土を作るのです

僕は回顧主義者ではないので 昔のままが良いとは まったく思っていませんが
この街の財産と思えるものが 引き継ぐ者も無く朽ちていくのは惜しいと思えるのです


どうしたもんじゃろのぉ~(笑)

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