Kou Farm

畑の話と日々の雑談

2022-01-13 17:35:41 | 日々の事
先日 某局の朝ドラを見てみた
戦後20年と経たない時代設定だと思いますが
主人公の女性は ある町でクリーニング屋さんに住み込みで働く事になっていました

小さな個人商店で衣食を共にしながら働き 嫁に出る
僕の個人的な経験ですが 昭和40年代頃はよくある事だったような
今思えば 車は高価で一家に一台も無かったし 住み込みで働く方がお互い合理的
また 地方の小さな町の個人商店でも人を雇うほど需要があった時代だった

茨城の県北地区は工場や炭鉱があったせいか 空襲や艦砲射撃で街は灰燼に帰し
まさに 焼け跡からの復興でした
僕の親世代は その頃に育ち 随分苦労をした事は想像に難くない
だからでしょうか 働く人と雇う人とは ただの契約上の関係ではなかったような気がします
時には 結婚したいと連れてきた男を 穴が開くほど品定め(笑)
まさに親代わりです

今の人には過干渉で人と人の距離が近すぎると思われるかもしれませんが
それは 深い情のなせる事だったのか と今は思います

スマホもSNSもなく 今と比べれば不便な時代でしたが
近年頻発する大災害や新型コロナで社会が疲弊していくと
人が求めるのは そんな時代にあった何事か・・なのでしょうか
と思ったりします
コメント
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