憂鬱であったご用事が終わって、
駐車券を取りに戻ったお父さんは青ざめてしまいます、
置いたところに駐車券が無いのです、
間違いなくここにお父さんは置いたのですが無いのです、
簡単に言えばどこにも全く無いのです、
駐車券が無ければ出ることができません、
すでにもうろくしてしまっているお父さんは慌ててしまい、
どうしたらよいか解らなくなっておろおろするのでしたが、
やがてどうしようも無いと潔くあきらめ、
駐車券の再発行をしてもらうために、
支払い窓口8番へと向かいます、
そこできれいなお姉さんににっこり笑顔でやさしく、
駐車券の再発行に加えて内緒の無料処理までしてもらい、
ありがたく嬉しそうに駐車券を大切に内ポケットへと収めます、
あれこれと用事を済ませて車に帰ったお父さんは、
さあ帰ろうとエンジンをかけたのでした、
すると裏面が真っ黒の駐車カードが出現したのでございます、
ああやっぱりここにあったんだ、
まだまだもうろくなんかしていないぞと勘違いしたお父さんは、
嬉しくなってルンルン気分で車を出します、
発見できなかったこと自体が問題なのでありますが、
そんなことには気がついていないお父さんは、
磁気カードは白い方を表にして置いておかないと、
分からなくなるからどなた様もお気をつけくださいなどと、
今晩のブログに書こうと思いながら、
精算機の前に到着するのでございます、
内ポケットから出すのは面倒ですから、
お父さんは躊躇することなくと申しますか何も考えずに、
発見した無料処理はできていない元の駐車券を、
元気良く精算機に投入したのでした、
当然ですが25000円が表示されます、
だけどお父さんにしては無料のはずが25000円でございます、
ようやく気がついたお父さんは無料処理してもいらった、
再発行の駐車券を追加投入したのですが、
精算機さんに受け入れていただける訳がありません、
またしてもあきらめて25000円を投入し、
バーが上がってくれて駐車場から脱出し一件落着でございます、
もうろくもここまで来ると困ったものです、
それとも厄落としでしょうか!
やってしまいそうで馬鹿にできません(笑)
しかし、駐車場に25000円??
何があっても、
そんなに不思議ではない世の中です、
10万円もあります、
くわばらくわばら!