歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

善光寺の阿弥陀如来立像 快慶の工房で制作との見解

2010年08月13日 | Weblog
 善光寺(長野市)の「阿弥陀如来立像」の大規模な修復調査が終了し、担当の東京芸大の籔内佐斗司教授は12日、鎌倉時代を代表する仏師・快慶が存命中に、快慶の工房で制作した可能性が高い」として部分によって彫り方に違いがあることから、「弟子たちが分業して作った」との見解を示した。
 仏像は7月から、同寺史料館で公開されている。
[参考:信濃毎日新聞、中日新聞]

過去の関連ニュース・情報
 2009.4.1善光寺の阿弥陀如来立像 快慶作とは断定できずも、係わったことは確か
 2008.11.26善光寺の阿弥陀如来立像 快慶作か 東京芸大が本格調査
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奈良市南田原町・南田原ミヤケ遺跡 奈良時代へかけての集落跡が見つかる

2010年08月13日 | Weblog
 平成9年度よりほ場整備を進めている奈良市田原南地区で、奈良時代にかけての集落跡が見つかり、「南田原ミヤケ遺跡」(同市南田原町)と名付けられた。
 調査結果、見つかったのは
  ・古墳時代の竪穴住居5棟
  ・飛鳥時代の掘立柱建物1棟と炉跡土層
  ・飛鳥時代から奈良時代の掘立柱建物2棟や火葬墓と考えられる土坑
  ・飛鳥時代後半の鍛冶炉
 8日(日)に地元向け説明会が開催されており、一般向けの予定はされていない。
 遺跡は8月中旬には埋め戻され、ほ場に整備される。
 遺跡の近くには太安万侶の墓がある。
[参考:2010.8.12朝日新聞、2010.8.10奈良県HP→北部農林振興事務所]





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