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明日香村・飛鳥京跡苑池 水路の南端部の石組み構造が見つかる

2021年12月03日 | Weblog
 奈良県立橿原考古学研究所(橿考研)が2日、明日香村の飛鳥京跡苑池で、池の水を排出するための7世紀後半の水路跡が見つったと発表した。
 今回見つかったのは北池につながる水路の南端部分で、両側には石積みの護岸が造られていた。
 水路は全長100m以上延びて、近くの飛鳥川に通じていたと推定される。
 苑池は斉明朝(655~661年)に築造され、北池は天武朝(673~686年)の頃に流水施設を整備するなど大規模な改修が行われた。
 現地説明会は4、5日の午前10時~午後3時に行われる。
[参考:共同通信、産経新聞、毎日新聞、NHKニュース]

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 飛鳥京跡苑池
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