歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

京畿安養市 高麗時代の安養寺遺跡を発掘

2010年08月04日 | Weblog
 (財)ハンウル文化財研究院は3日、京畿安養市(경기 안양시)にある中初寺(중초사)の幢竿支柱(당간지주)がある敷地で、高麗時代ここに安養寺(안양사)があったことを明らかにする塼塔(전탑)跡と金堂跡などの遺跡が発見されたと発表した。
 昨年、この場所で「安養寺」銘が書かれた高麗時代の瓦が出土して、調査地域北側1km地点にある現在の安養寺と高麗時代の安養寺、中初寺などの関係が複雑になっていたが、昨年と今年の発掘調査を通して、統一新羅時代の中初寺場所幢竿支柱がある地域が、高麗太祖(고려 태조、在位918-943)が作った安養寺であることが実証されたという。
 高麗時代900年代に創建されたと記録された安養寺と、統一新羅時代827年頃立てられたと中初寺との関係究明のため追加発掘調査が必要としている。
[参考:聨合ニュース]




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする