橿原市教委が25日、飛鳥時代7世紀末に藤原京に創建された本薬師寺跡(もとやくしじ、同市城殿町)で、正門に当たる南門跡が見つかったと発表した。
本薬師寺は天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して造営した国家寺院。
これまで中門は見つかっているが、南門は見つかっていなかった。
教委が今春、中門から約20m南にある水田から柱の礎石穴3カ所や、基壇の一部とみられる盛り土、基壇を囲う石敷きなどが見つかった。 門の東西は推定約15m、南北は約10mで、中門(東西約14m)を上回る規模とみられる。
[参考:共同通信、産経新聞、毎日新聞]
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