沼津市東熊堂の高尾山古墳(旧辻畑古墳)の歴史的価値を考えるシンポジウムが22日(日)午後1時から、沼津市民又化センター小ホール(同市御幸町15-1)で開かれる。 主催は沼津市教育委員会文化財センター。
入場料は無料、申し込みは不要としている。また、先着500人ともしている。
7月14~23日は、同市民文化センター吹き抜けホールで「高尾山古墳パネル展」も開催される。
市の学芸員と同古墳発掘調査報告書を執筆した専門家らが出土品などを元に、古墳の成立年代や当時の勢力図などを解説する。 また、調査の成果を写真やイラストで紹介する「高尾山古墳ガイドブック~スルガの王、大いに塚を造る~」を1部100円で販売する。・・・と静岡新聞では報じているが、肝心の沼津市からは詳細な情報が発信されていない。
そんな折、今朝、今回の講演者の一人である愛知県埋蔵文化財センター副センター長・赤塚次郎さんのブログに、スケジュールが記載されていたので下記に転記させていただく。
13時05分~13時30分:「シンポジウムの主旨と発掘調査の成果」池谷信之
13時30分~14時05分:「弥生土器から古墳時代の土器へ−大廓式の成立を中心として−」渡井秀誉
14時10分~14時45分:「東駿河における初期古墳の成立」滝沢 誠
14時45分~15時00分 休憩
15時00分~15時35分:「高尾山古墳から見えてくる東海系文化」赤塚次郎
15時40分~16時15分:「高尾山古墳の評価と前方後方墳出現背景を考える」寺沢 薫
16時15分~16時35分:「質疑」
16時35分~16時45分:「総括」
[参考:2012.7.14静岡新聞、赤塚次郎さんのブログ]
過去の関連ニュース・情報
2012.4.11 高尾山古墳(旧・辻畑古墳) 調査報告書に古墳築造230年説、250年説を併記
高尾山古墳(旧辻畑古墳)
三嶋大社
キーワード:高尾山(たかおさん)古墳