歴歩

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松江市・田和山遺跡 弥生中期後半の石製品=硯?に最古の文字か

2020年02月03日 | Weblog
 1日、岐阜県大垣市で開かれた考古学研究会東海例会で福岡市埋蔵文化財課久住猛雄氏が、松江市乃白町(のしらちょう)の田和山遺跡で出土した弥生時代中期後半(紀元前後)の石製品にある文様について文字(漢字)の可能性が高いとの研究成果を発表した。石製品は約8cm四方の板状で、硯(すずり)と判断された。国内で書かれた文字とすれば2~3世紀遡る国内最古の例となるとする。
 墨で書かれていた可能性があるとしているが、赤外線撮影では墨書を確認できなかった。
[参考:毎日新聞、朝日新聞]

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