トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ジャズ3連発!

2008-01-24 19:02:40 | 劇場版・TF

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ごきげんようでござる!

劇場版ジャズ(MA-04、オートボットジャズ、2310円)には、大きく分けて3種類の商品が存在するでござる。

そこで、今宵はBASIC版オートボットジャズ(BASIC、オートボットジャズ、2625円)の紹介でござる!

Photo_2 BASIC版商品とはオプティマスプライム(MA-01、オプティマスプライム、6825円)やメガトロン(MD-07、メガトロン、6825円)の場合は、廉価版のイメージが強いでござるが、ジャズの場合は略、同サイズで販売価格はMA-04版よりも高いでござる。

しかも、低年齢層向きの商品の為にファンの受けは余よくないようでござる。

まあ、確かに商品の完成度は低いでござるが、低年齢層向きだけ有り、各所に簡易化されたギミックやデザインは単に馬鹿に出来るモノじゃないでござる。

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劇中同様、ヴィークルモードはポンティアックでござるが、少々デフォルメされており可愛らしい商品でござる。

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本品はクリアパーツを付属ミサイル以外に使用せず、塗装のみで表現されているでござるが、雰囲気は悪くなく、堅牢な作りは評価できるでござる。

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←より、EZコレクション版(EZコレクション④、ジャズ、500円)、中央がMA-04版、→側がBASICでござる。

そう、BASIC版が一番大きいでござる。

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ロボットモードへの変型は、MA-04版と似た変形で、車体後部を90度下げる事による頭部と胸部のオートモフ機能を持ちながら、細部は省略されており、プロポーションも異なるでござる。

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まあ、MA-04版と違い、太目のヴィークルモードに比べるとスリムで逆のイメージが有り、顔も劇中に近いイメージがあるでござる。

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が、MA-04版が動物に例えると、ギンギツネだったでござるが、BASIC版はブタでござる・・・ 狙ったとしか思えない吸気口の飛び出すギミックと固定されたライトは「白銀の豚」でござる。

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左腕にはミサイル発射ギミックが有り、ミサイルは右足の内側に装着可能でござる。

やはりBASIC版特有の腰にスイングギミックを有しているでござるが、説明書には一切記載が無いでござる・・・ ?

脚首と腕部の可動に問題が有るでござるが、まあ部品強度を考えれば仕方なしでござるな。

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しかし・・・ 3種類並べてみると同一キャラクターとは思えないでござるな・・・

EZコレクション版は構成パーツは怪しいし、変型パターンも異なり、MA-04版やBASIC版は、指が3本なのに対し5本でござる・・・まあ、劇中デザインでは4本だったでござるが(笑)。

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まあ、三者三様でござるかな?

それにしても・・・BASIC版ジャズは可愛い・・・ ピンク系のカラーリングでも似合いそうでござる。 別カラーの商品が販売されないものでござろうか?

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以上3体と、ファイナルバトルジャズ(MA-14、ファイナルバトルジャズ、2310円)を加えた4体が日本販売のジャズでござる!

まあ、MA-04版はG1のマイスター(06、マイスター、1800円)風のリペイントで海外限定販売されているでござるが、コレは未入手なので、是非とも欲しい商品でござるし、EZコレクション版も海外では、ファイナルバトルジャズ風のリペイント品が販売されたようでござる。


信念を貫く・・・

2008-01-23 20:07:08 | 劇場版・TF

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ごきげんようでござる。

前回に続き、今宵はジャズ(MA-04、オートボットジャズ、2310円)の、もう一つの姿であるファイナルバトルジャズ(MA-14、ファイナルバトルジャズ、2310円)の紹介でござる。

Photo_2 本品はオートボットジャズの一部パーツを変更したダメージバージョンでござる。

その為、パッケージも差別化・・・ 混乱を避ける為にロボットモードで梱包され、ダメージバージョンを意識した商品となっているでござる。

しかし・・・ イベント販売とかの限定版でダメージバージョンを販売する事は間々ある事でござるが、通常販売される事は非常に珍しい事でござる。

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←側がオートボットジャズで→側がファイナルバトルジャズでござるが、見ての通り本体は同じで、脚部と頭部、ダメージパーツに置き換えられ、武器(クレッセントキャノン)が変更されているでござる。

なお、オートボットマークも銀色からより目立つ黒色に変更されているでござるよ。

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側面や後ろ側からの違いは判りにくいでござる。

しかし、クリアパーツが暗いクリアブルーに変更されたので、頭部の集光ギミックは光っていない(死んでいる・・・?)でござる。

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付属武器のクレッセントキャノンは折畳みが可能で、エフェクトタイプ(ビーム表現?)のミサイルをスプリング式で発射するでござる。

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このクレッセントキャノンは防塵盾が三日月型なのでクレッセントキャノンと呼ばれるようでござるが、説明書通りに取り付けると、発射口が後ろに向くでござる。 

如何やらデザインより推測すれば、クレッセントキャノンは2種類の武器を前後で使い分ける武器のようでござるな?

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防塵盾の付いたガトリング砲状のミサイル発射口が実態弾(ミサイルはビーム表現?)で、折畳み式の砲身はビーム兵器(ブラスター)と推測してみたでござる。

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さて、このクレッセントキャノンでござるが、接続ピンが3箇所有る為に左右のドチラでも接続できるでござる。

なお、パッケージ写真では盾も説明書と逆の左側に取り付けられているでござるよ。

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↑の写真は説明書には記載されていない武器の取り付け方でござるが、防塵盾の向き以外は一番カッコイイ接続方法でござる。

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さて、ジャズの性格は、「ヴィークルモードでの戦闘を嫌い、自分の車体に凹みやキズが出来る事を極端に嫌っており、そんな事になるくらいなら、ロボットモードで白兵戦をやった方がマシだと考えている」の如く、本品はビークルモードが無傷でござる。

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まあ、本品は実車メーカーへの配慮も有るのでござろうな。 (笑)

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←側がオートボットジャズで→側がファイナルバトルジャズでござる。

同じ金型だから殆ど見分けが付かないでござるが、ファイナルバトルジャズの方はクリアパーツが暗く、車体の成型色も若干明るいかったりするでござる。

・・・しかし、ルーフ部分の塗装は同じ色なので、ファイナルバトルジャズのカラーリングには違和感を感じるでござる。

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本商品は企画時よりコンパチのダメージバージョンを予定されていたのか、不明でござるが、ジャズの性格を反映した商品とも云えるでござるな。

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まあ、性格は本商品の為に作った可能性もない訳でもないでござるが・・・

ドチラにしろ映画制作側に気兼ねなく、ミサイル発射ギミックを堂々と装備できた商品でござるな。

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まったく・・・購入者側ファンにとっては同一キャラクターを2体も買わされる困った商品である事は間違いないでござる。

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劇中での活躍は、まさにコノ性格が招いた結果だったと言うか・・・ 信念を貫いたというか・・・ 信念を貫くとは難しい事だと考えさせられる商品でござる・・・

なお、本品には胴体の分離ギミックが無いので劇中シーンの再現は出来ないでござる。

・・・まあ、接続ピンを抜けば出来なくもないでござるが・・・

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まあ、そこまでするのならば、両方の武器を装備させる方が簡単でござる。

ファンとしては死に様を再現するよりも、カッコ良さを再現したいでござるよ。


1月22日はジャズの日

2008-01-22 21:22:41 | 劇場版・TF

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ごきげんようでござる!

本日1月22日は、「ジャズの日」なそうでござるから、今宵は2007年販売の劇場版オートボット副官、ジャズ(MA-04、オートボットジャズ、2310円)の紹介でござる。

Photo_3 劇場版は実車メーカーとの露骨なタイアップによりライセンスを取得した商品でござる。

G1のジャズ(06、マイスター、1800円)はポルシエ935ターボのレース仕様に変型する音楽を愛する知的で頼れる兄貴的トランスフォーマーだったので、劇場版でも、その設定は一部活かされており、スポーツカー繋がりで、GMのPONTIACに変型する商品と成ったでござるな。

そう・・・ 劇中に登場するオートボットは米国産の車をスキャニングしているでござる。 アメリカが舞台なのだから米国産の車が氾濫している訳でござるから、当然と言えば当然でござる。

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さて、オプティマスプライム(MA-01、オプティマスプライム、6825円)やアイアンハイド(MA-09、アイアンハイド、3675円)は、自分の体格に合った車をスキャニングする際に、考えも無く通りがかった車を選んだようでござるが、コダワリを持つ副官のジャズは吟味して、ショーウィンドーに飾ってあったポンティアックをスキャニングしたようでござる。

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まあ、G1のマイスターと同じく、地味に隠れる(紛れる)事を好しとしなかったようでござる。

あえて目立つというか、オシャレなトランスフォーマーなのでござるな。

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さて、本品には武器パーツである、テレスコーピングソードが付属するでござるが、通常なら余剰パーツとなってしまうでござるが、リアウィングに追加ブースターの様な感じで取り付ける玩具オリジナルの仕様でござるが、オートボット系トランスフォーマーでは常用の余剰パーツ対策でござるな。

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まあ、本来ならミサイル発射ギミックの一つでも欲しかったのでござろうが、映画制作側からは、「玩具的要因の排除」を求められたのか、ミサイルランチャーは搭載されずコノような形に収まったのでござろう? オートボットのエンブレムの事と云い、スポンサーが付くと大変そうでござる。

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まあ、ミサイル発射機能はジャズの次回作(MA-14、ファイナルバトルジャズ、2310円)で搭載されたりするでござるが・・・

さて、このテレスコーピングソードとは名前からして剣系の武器のようでござるが、デザインは如何見ても銃器系のデザインでござる。

何故この様なデザインでござるか・・・ 本来は接近戦用の先の尖った武器だったのが、米国の玩具安全対策で丸められたが、イメージが悪くなったので切り落とし、銃口風にしたとか? ・・・そして先行した名前のみが残ったとか・・・?

・・・真相は玩具設計者のみが知るでござるかな?

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さて、ロボットモードへの変形は大胆で、ルーフ部分を背中に折りたたまれる事により胸部と頭部が起き上がるオートモフギミックを搭載しており、割とマッチョな体型は、脱いだら凄いんです的なヴィークルモードとのギャップを楽しめるデザインでござる。

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背中に背負ったルーフ部分は取り外しができ、左肩の車輪部分取り付け、盾として使用するそうでござるが、ジャズの性格は、「自分の車体に傷や凹みができる事を極端に嫌っており、そんな事になるくらいなら、ロボットモードで白兵戦をやった方がマシだと考えている」と有るので、盾は使用できないのでは? ・・・だから劇中では大変な事になるでござるな・・・ (合掌)

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やはり長距離攻撃用の火器は必要でござるよ・・・

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まあ、このテレスコーピングソードは切断系と言うよりは、パイルバンカーの様に打ち込む貫き系の武器なのでは? ・・・先に戻りも付いているでござるし。

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如何しても変な武器に目が行ってしまう本商品でござるが、評価すべき点は頭部の造形でござるよ、マイスターを思わせるゴーグル状の単眼(?)は集光ギミクが活かされており、大変に綺麗でござる。 それに、キツネミミを思わせるデザインは、正にラブリ~でござる。

本品の玩具アレンジの頭部は良いでござるよ。 もし、ジャズが動物をスキャニングしてビースト戦士と成ったならば、間違いなくギンギツネでござるな。 (笑)

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なお、ジャズの劇中設定は最もクールでスタイリッシュな戦士で、オプティマスプライムの副官を務めるオートボットの将校であり、性格は陽気でシャレの利いた言動や地球文化に関してはインターネットから学んだようでござる。

能力値は体力(6)、知力(6)、速度(9)、耐久力(7)、地位(8)、勇気(9)、火力(6)、技能(5)で設定されているでござるな。

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ただ、惜しむらくは本品の可動範囲がチョット狭いのでござるよな。

劇場版のイメージイラストの様なポーズが付けられないのが残念でござる。

しかし、ジャズをイメージする商品としては一番の商品として抑えたい一品でござるな。


大きい事は良い事か?

2008-01-20 22:24:17 | 劇場版・TF

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う~む・・・ 再販されたにも関わらず、再び品薄状態と成っているニューバンブルビー(MA-10、ニューバンブルビー、2310円)は現在も6000円~9000円でござるか・・・ まあ、映画の主役ゆえの人気でござるが、タカラトミーは何故に増産しないのでござろう? 海外販売分で手がいっぱいなのでござろうか? それとも、売れ残りを警戒しているでござるかな? 否! スクリーンバトルズ(SB-04、キャプチャー オブ バンブルビー(捕らわれのバンブルビー)、3675円)を売る為の処置でござるか? まあ、高いプレミア値が付いた者を買うならばスクリーンバトルズ版を買うのが正解でござろう。

ちゅ~ことで・・・ amazon.co.jpを覘いていたら、販売前の予約で早々に売り切れていたアルティメットバンブルビー(10290円)を発見! 

Photo_5 どうやら再入荷したらしいでござるな。

定価の10290円での販売でござるが、36000円位のプレミア値の事を思えば、安い・・・否・・・定価でござる。 取り合えず損ではないので購入してみたでござるよ。

・・・デカい・・・

箱がデカイでござるよ。 ロボットモードで収納されており、海外では御馴染みの、お試し穴が有り、音声ギミックが試せるでござる。

それと、コノ箱には仕掛けがあり、「キスぷれ」の箱と同じく扉が付いているでござるが、ゴム仕掛けの為に開きっぱなしはできないでござるな。

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さて、アルティメットバンブルビーのヴィークルモードはニューバンブルビーと同じく、カマロの2009年コンセプトカーでござるが、ニューバンブルビーと異なりフロント部にオートボットのマークをプリントしているでござる。

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兎に角!商品はデカイ! マスターピースの様な商品を想像していたでござるが、違う・・・ 全然違う系列の商品でござる。

本体はプラスチック製で、音声・発光の電子ギミックを搭載しており、フロント部のオートボットマーク等を押すと、エンジンのスタート音が成り、フロントライトとテールランプが点等し、クラクションが成るでござる。

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付属の日本語版説明書には、走行サウンドも前に走行させると鳴るそうでござるが、何故な鳴らない・・・? と、言うかコノ説明書は間違った表記が何箇所かある為に、操作法が違うのかもしれないでござる。 非常に不親切な説明書でござるよ。

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まあ、電子ギミックは良いとしても、この商品は大きさの割には大味で、窓ガラスは塗装処理で、塗装がイマイチ汚く、フロント部のラインも継接ぎに見えてしまうし、ワイパー等の小物も雑であり、ドアミラーは米国の安全基準の為に軟質素材で出来ており、鏡面は塗装されていないでござる。

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前輪はギミック上、ステアリングが切れないものの、ホイール内のディスクブレーキは再現していたりする・・・ コレでドアの開閉部に工夫が有れば・・・ 凝っているのかいないのか、イマイチ中途半端な商品でござる。

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まあ、しかしロボットモード(説明書にはフィギュアモードと記載)は劇中に一番近い印象が有るでござる。 

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しかし! 本商品は箱から出した後、一部組み立てを強いられるでござるが、コレが曲者で付属の説明書通りに組み立てられない・・・ 明らかにミスでござる。 拙者も接合部品とニラメッコしつつ、完成させたでござるよ。 ・・・いま考えらが「キスぷれ」の説明書は如何に親切だったかと思うでござるよ。

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さて、本商品にはオートモフ機能は無いものの、胸部のオートボットマークや背中のスイッチを押す事により、目が光って、セリフやラジオ音声・音楽が再生されるでござるが、再生パターンはランダムな為に確認できないでござるが、9~17以上有りそうでござる。 まあ、コレはコレで楽しいギミックでござるが・・・

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それに合わせて首及び両手と背中の羽(?)も動くでござる。

コチラもランダムで動くでござるが、このギミックの御蔭で腕部の可動が制限されてしまうでござるよ・・・ 残念!

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更には怖ろしい事に、バトルモードと称して、右腕のプラズマキャノンよりミサイルを自動発射するように設計されているでござる。

しかも、ランダム発射で、予備ミサイルが無し・・・ 

この時、頭部は赤く発光して射撃音が鳴り、右腕を上げて黒いローラー部が回転して、ミサイルが発射されるようでござるが・・・

発射しない・・・? 

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説明書には自動発射としか記されていないので、他の操作パターンが有るのかもしれないでござる。

ミサイルはダイヤル式発射と呼べるギミックで手動でも可能でござるが、コレマタ説明書には記載されていないでござる・・・困ったものでござる。

拙者的には右腕のプラズマキャノンは、ボリューム不足ではないかと思ったりするでござるよ。

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しかも、大型サイズの商品で有るために、転倒防止処置で、股関節は横に可動するものの、前後に動かない為に可動範囲が狭いでござる・・・ 

思ったより可動範囲が狭いのは残念でござるな。

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しかし、大型商品である為に造形の情報量は半端ではなく、左腕の4本の指は可動し、物を掴む事が可能でござる。 頭部も劇中のイメージでござるが、出来れば戦闘用のフェイスガードも再現して欲しかったでござる。

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まあ、大きさの割には中途半端な感じでござるが、良くも悪くもアメリカン馬鹿フィギュアと呼ぶ方がピッタリくる商品でござる。 (笑)

まあ、バンブルビー エネルゴンの影響で巨大化した姿だと言ってしまってもOKだと思うでござるよ・・・何せ「テレもちゃ」とリンクしているでござるからね。