トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

信念を貫く・・・

2008-01-23 20:07:08 | 劇場版・TF

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ごきげんようでござる。

前回に続き、今宵はジャズ(MA-04、オートボットジャズ、2310円)の、もう一つの姿であるファイナルバトルジャズ(MA-14、ファイナルバトルジャズ、2310円)の紹介でござる。

Photo_2 本品はオートボットジャズの一部パーツを変更したダメージバージョンでござる。

その為、パッケージも差別化・・・ 混乱を避ける為にロボットモードで梱包され、ダメージバージョンを意識した商品となっているでござる。

しかし・・・ イベント販売とかの限定版でダメージバージョンを販売する事は間々ある事でござるが、通常販売される事は非常に珍しい事でござる。

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←側がオートボットジャズで→側がファイナルバトルジャズでござるが、見ての通り本体は同じで、脚部と頭部、ダメージパーツに置き換えられ、武器(クレッセントキャノン)が変更されているでござる。

なお、オートボットマークも銀色からより目立つ黒色に変更されているでござるよ。

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側面や後ろ側からの違いは判りにくいでござる。

しかし、クリアパーツが暗いクリアブルーに変更されたので、頭部の集光ギミックは光っていない(死んでいる・・・?)でござる。

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付属武器のクレッセントキャノンは折畳みが可能で、エフェクトタイプ(ビーム表現?)のミサイルをスプリング式で発射するでござる。

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このクレッセントキャノンは防塵盾が三日月型なのでクレッセントキャノンと呼ばれるようでござるが、説明書通りに取り付けると、発射口が後ろに向くでござる。 

如何やらデザインより推測すれば、クレッセントキャノンは2種類の武器を前後で使い分ける武器のようでござるな?

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防塵盾の付いたガトリング砲状のミサイル発射口が実態弾(ミサイルはビーム表現?)で、折畳み式の砲身はビーム兵器(ブラスター)と推測してみたでござる。

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さて、このクレッセントキャノンでござるが、接続ピンが3箇所有る為に左右のドチラでも接続できるでござる。

なお、パッケージ写真では盾も説明書と逆の左側に取り付けられているでござるよ。

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↑の写真は説明書には記載されていない武器の取り付け方でござるが、防塵盾の向き以外は一番カッコイイ接続方法でござる。

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さて、ジャズの性格は、「ヴィークルモードでの戦闘を嫌い、自分の車体に凹みやキズが出来る事を極端に嫌っており、そんな事になるくらいなら、ロボットモードで白兵戦をやった方がマシだと考えている」の如く、本品はビークルモードが無傷でござる。

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まあ、本品は実車メーカーへの配慮も有るのでござろうな。 (笑)

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←側がオートボットジャズで→側がファイナルバトルジャズでござる。

同じ金型だから殆ど見分けが付かないでござるが、ファイナルバトルジャズの方はクリアパーツが暗く、車体の成型色も若干明るいかったりするでござる。

・・・しかし、ルーフ部分の塗装は同じ色なので、ファイナルバトルジャズのカラーリングには違和感を感じるでござる。

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本商品は企画時よりコンパチのダメージバージョンを予定されていたのか、不明でござるが、ジャズの性格を反映した商品とも云えるでござるな。

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まあ、性格は本商品の為に作った可能性もない訳でもないでござるが・・・

ドチラにしろ映画制作側に気兼ねなく、ミサイル発射ギミックを堂々と装備できた商品でござるな。

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まったく・・・購入者側ファンにとっては同一キャラクターを2体も買わされる困った商品である事は間違いないでござる。

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劇中での活躍は、まさにコノ性格が招いた結果だったと言うか・・・ 信念を貫いたというか・・・ 信念を貫くとは難しい事だと考えさせられる商品でござる・・・

なお、本品には胴体の分離ギミックが無いので劇中シーンの再現は出来ないでござる。

・・・まあ、接続ピンを抜けば出来なくもないでござるが・・・

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まあ、そこまでするのならば、両方の武器を装備させる方が簡単でござる。

ファンとしては死に様を再現するよりも、カッコ良さを再現したいでござるよ。