ごきげんようでござる。
今宵も建設車両ネタで、㈱辰巳屋より販売された中国製の変型ロボット玩具である。
アイアン建設ロボット(全2種、オープン価格?)の紹介でござる。
本品は、共通デザイン台紙のブリスターパックに納められた商品でござるが、販売開始年数が解らないでござる。 しかも、この商品はカラーバリエーションも存在していたりするでござるよ。
先ずはブルドーザーに変型する。
ブルドーザー ・・・って、なんのヒネリも無いでござるな(笑)。
本品はロボットモードで使用する武器は余剰パーツとなっており、車体には車輪すら付いていないチープTOYで、ビスや、プラスチックも安価で壊れ安そうな素材であり、バリやゲート跡が豪快に付属しており、塗装やシールはズレまくったチープTOYそのものの商品でござる。
そう・・・拙者が購入した場所は、大阪の松屋橋筋(玩具問屋街)で1体80円で購入したでござる。 その時は、この2種しか発見できなかったでござるが、100円ショップとか、ゲームセンターの景品とかで見かけ、景品のなかで黄緑色のブルドーザーを発見したでござるが、景品なので上手く入手できなかったでござる。 (残念)
さて、チープTOYにも関わらず、本品のロボットモードは洗練されており、武器も一丁ずつデザインが異なっており、拳の穴も武器に合わせて異なっていたりするでござる。
う~む・・・ 安い・・・100円で、この大きさならオツリもでそうでござる。
しかし・・・このデザイン何処かで見たような・・・?
次がパワーショベルに変型する。
アイアンフォークリフト ・・・え? 何故に・・・
ネーミングの法則が解らないでござる。
本商品もロボットモードの武器が余剰パーツと成るものの、可動範囲も広く可動するので十分でござるが、やはり車輪がないので転がし走行は出来ないでござる。
このアイアンフォークリフトにもカラーバリエーションが有り、パッケージイラストと同じオレンジ色の商品を確認しているでござる。 コレも景品の為に入手できなかったでござる。
聞く所によると黄色のバリエーションも有るそうだが、これは確認していないでござる。
変型は単純なれど、噛合わせが悪く破損の恐れが怖いでござるが、左右非対称のロボットモードのデザイン良いでござる。
可動に関しても、この価格なら合格でござる。
それにしても何処かで見たようなデザインでござる・・・?
そう・・・ 購入時には解らなかったでござるが、調べてみると1993年にバンダイより販売されたシージーロボを参考にしたようでござる。
本家のシージーロボは音声、発光ギミックを盛り込んだ商品でござるが、本品には電子ギミックは搭載されておらず、クリアパーツ部分も一体化されているでござる。
アイアンフォークリフトはシャベルシージー(CG-11、シャベルシージー、1500円)をパクっているでござるが、シールの図柄は全く異なっており、本家には無い武器が付属するでござる。
ブルドーザーはドーザーシージー(CG-13、ドーザーシージー、1500円)をパクッており、コチラはシールの図柄も似ているでござる。 しかし、両腕に装備された武器はブルドーザーのオリジナル武器でござる。
そういう事で販売次期は、シージーロボが販売された1993年以降にパクられ販売されたと推測するでござる。
なお、拙者は別のシージーロボを1体しか入手していないので、本品がシージーロボと同じ大きさのコピー品なのか解らないでござる。 と、いう事で大きさ対比に、「ねんどろいど・ぷち」の涼宮ハルヒを置いてみたでござる。